STAR TRAIN新参、Perfume FES!! 2017 ~前夜祭~ の感想を書く
読んでくださっている皆様こんにちは。筋肉痛&睡眠不足で疲労困憊、全身バラバラバキバキのおちゃです。3日連戦なんて幸せしかないし近所だから仕事してから参戦余裕だな(ニッコリ) と思っていた時期がわたしにもありました。
いや、こりゃ無理っす。ぶっちゃけ無茶っす。スタンディングのPerfumeライブの前でそれはまかり通らないっす。HPゼロになるまでブチ上げられるのでその考えは浅はかっす。今すぐ考え直して3日間休みを取って参戦した方が絶対いいっす。と、過去の自分に言ってやりたいです。加齢の影響もあるでしょうか。最近は毎日ロードバイクに乗って通勤しているので運動になっていたはずなんですけれどね…それでは足りないようでした。
さて、レポをと思いましたがナタリーさんがしっかり3日分記事にされておりましたので詳細を知りたい方はプロのレポートを読んで下さい。→
Perfumeが憧れの電気グルーヴと初ツーマン、興奮しすぎて「夢でKISS」 - 音楽ナタリー
わたしはナタリーにある部分は端折りながら書いていきたいと思います。
スタンディングエリアでの2時間待機耐久レース
前夜祭はCブロック900番台。入ってみるとC,Dブロックはハズレのようでした(笑) ステージからも遠ければモニターからも遠いというなんとも言えないエリア。しかし、だからと言って落胆する訳ではありません。最初から期待していないというのが前提にはあるものの…Perfumeのライブはどの位置に居ても必ずどこかで楽しめる部分がある。というのをいくつかのライブに参戦して気が付きました。
でもこの気持ちは、Perfume側が提示したチケット代を自分が稼いだ金で支払いチケットを手にし、移動費と時間をかけて会場に向かい、この日の為にと生きてきて、この日の為にと悲しいことにも耐え、この日の為にと楽しみな気持ちを抱えてやってきたからこそ持てるものと思います。どれだけ楽しめるかは自分次第だし。です。
なので、開演までの待ち時間から戦いは始まっています。わたしはぼっち戦士。孤高の。リア充に囲まれてもくじけない。だって出来るだけ近くで3人のお姿を目に収めたいし、モニターを楽に見れるポジションに位置取りたい!!!!!!!!(結局) ということで、いくらハズレブロックだとしてもその中でも最も良いエリアを探し、立ちっぱなしの2時間を耐え抜きました。アニメを4話も見ていればあっという間なのです^^ あ、でもPerfumeさんが始まるまでの10分間はパソコン教室にいらっしゃったMIKIKO先生をずっと盗み見ていたのは内緒です(お美しかったな…)。
電気グルーヴ
まず最初に寂しかったことを書きます。所謂、音響の悪さというヤツなのでしょうか?マイクでなんやかんや煽っていたのは正直なんと言っているのか分からなくて、Cブロックはほとんど全員( ゚д゚)ポカーン状態でした。こんな状態でいいのかな?って。音響の良し悪しを言えるほど音響に携わったことがある訳でもないのですが、唯一聴こえたのは卓球さんの「詐欺です!」だけでした。なにごと。
それから……包み隠さず言うとステージはほんとに全く見えないので、モニターにVJを映された状態でパフォーマンスされても何が行われているのかさっぱり。瀧さんのダンスなど何も見られずはっきり言ってA,Bブロックとの差がありすぎのあまり別の会場に居るんじゃないかと思うくらいの疎外感でした。なら、音だけ聴いていれば良いかと思って楽しみ方を自分の中で工夫しようかとも思いましたが、見せてくれているものがちっとも見えないなんてそんなのアリかーと思ってしまってダメでした。マイナスなこと書いてごめんなさい。
とは言え!電気の曲は人並み以下しか知りませんでしたが楽しめました。セットリストは最新アルバムから組み込まれていたようで、そんな中でも「N.O.」と「FLASHBACK DISCO」が来た時は嬉しさのあまり腕をガンガン上げてしまいました。個人的に「Love Domination」で喘ぎ声とSEX!が連発されていることにドキドキしたりもしてました(笑)
その他の曲は初めて聴くものばかりでしたがユラユラ揺れながら聴ける感じだったり、ノンストップで繋ぐカッコよさにシビれたり、VJの10人の瀧に笑ったりFESのロゴや電気ヒカールが動くアニメーションを見て微笑んだり。あと驚いたのはリアルタイムで映像にエフェクトをかけていたことです。あれは面白かった!
Perfume
オープニング、シビれました。鳥肌 。アレはヤバい。ワンマンじゃないのに、対バンなのにこんなに本気で来るのか?と思うのも束の間、あまりのカッコよさに心臓撃ち抜かれました。またPerfumeが更新された感覚です。これまでの斬新なテクノロジーよりも心を鷲掴まれた。遠くてもわかるあの照明演出。上から下から一直線。それは光の柱そのもので新しいステージセットが出てきたのかと思うくらい。しかもあの唸るような攻撃的なサウンドは中田ヤスタカ氏謹製…?カッコよくてまた鳥肌。その音のタイミングに照明がピッタリついてくる。照明と音だけで十分カッコイイ。その光の柱とカッコいい音を支配するように現れる3人が世界で最もカッコいい。本当にシビれました。
そして1曲目は「TOKYO GIRL」。ジャケットのイメージを再現したような色と、わたしが最もお気に入りだったMステ回のような照明演出否、それを越えたゴキゲンな照明演出で脳汁だだ漏れしてました。そしてワンコーラスを終えようとするとき、フルくるか…!?!?!と手の汗を握ると、き、ききききキターーーーーーーー!!!!!!うあああああああああああ!!!!ありがとうございます!!!ありがとうございます!!うわあああああああ!!!!!!!と心の中で叫びつつも目はモニターをガン見。体を一瞬でも動かすことが許されないような空気。わたしの周りは全員フルTGに夢中でした。サビでは跳ねるんですけども、静寂のある箇所では自然とその空気の一部になっているような非常に特殊な雰囲気でした。
2曲目は「I still love U」。叫びました。死ぬ前に観たいと思っていました。
3曲目の「FLASH」は跳びすぎて憶えていません。
4曲目は「Magic of Love (Album-mix)」。また叫びました。MoLは死ぬ前に観たい曲No.1でした。
MCはナタリーにある通り、ニュアンスまでそのままだったのでやっぱナタリーさんは気持ちが悪いなぁと思います(笑) あと、グループ分けの時、わたしがひとりで勝手にドギマギしていたのですが、あ~ちゃんがセグウェイの話をした後にも関わらず、わたしの腐った脳が音響の悪さに翻弄されてしまい…
ゆかちゃん「こっち側のひと~手あげてくださ~い」
あ~ちゃん「チームー!…セー!!」
わたし「(……え…!?セ?あ~ちゃんセって言った?え?え?)」
のっち「はいじゃあこっち側の皆さん手あげて!」
あ~ちゃん「チーム!グー!」
わたし「(は…!?セ、ック……は…!?!?!え、あ、ああああ~ちゃん!?確かに電気ではさっきSEX!が響き渡っていたけれど…え!?ちょっと刺激が強くないですか!?ロックすぎませんか!?いくらフライデーナイッだからと言ってハメを外しすぎじゃないですか!?え!?え!?えええええ???い、いいいいよぉ、わわたしは、全然大丈夫っすよぉ、それでもついて行きますから、寧ろ客にセックスと言わせるアイドルって最強じゃないですか!ああ、いいぞ!言ってやるぞ!さぁこいや!)」
あ~ちゃん「はいじゃあ真ん中の皆さんー!……ウェーイ!!!」
わたし「ウェーイ!???!????」
という感じでセグウェイを早とちりしてセックスだとばかり思ってしまったんですね。ですよね、そうですよね。あ~ちゃんがセックスって言うわけないし。どこのせっちゃんだよ!バカ!
さ、気を取り直して5曲目は「いじわるなハロー」!これも叫びました。カンフーダンスが共通項である「FLASH」と「いじわるなハロー」を同じステージで見ることができるなんて、なんて贅沢なんだと思いました。
6曲目は「宝石の雨」…!!くあ!キタ!もっとも切望していた宝石の雨!全神経が3人のダンスに集中し、瞬きをすることもなく、指一つ動かすことなく、息することもできないくらい会場全員が初披露のパフォーマンスに夢中になっていました。総棒立ちです。実に異様な光景。リアクション欠乏症のきらいがあるあ~ちゃん達にはひょっとして盛り上がってない…?と思われるかもしれませんけどいやいや違うんです。ごめんなさい、見たいんです、じーっと。と、伝えておかなければならないかも、と思うくらい誰もが3人を静かに見つめていました。凄いものを見てしまいましたよわたしは。
しかも振り付けが可愛いのなんの。傘を持って開いて閉じて、太陽に手をかざしたり宝石を掴んだりの振りがどれも可愛い。年相応の、今の3人に似合った大人の可愛さで、とにかくうっとりしてしまう。Perfume史上最高の名曲と思っている「宝石の雨」ですが、振り付けまでもが史上最高に可愛いことを知ってしまいました。WOWOWでのっちがポロっと言っていたアレは「宝石の雨」のことだったのかなと、直ぐに思いました。可愛くて、最高って。
7曲目は「GAME」。叫びました。これも死ぬ前に見たい曲No.1でした。メンバーが両手で円を描くような振りの時、VJはそれに合わせたように幾重もの円が描画される、WAPで見たアレを生で見ることができてしまいました。しかも3人分。あと、メンバーと一緒に跳ぶ感覚はたまらない高揚感がありました。
8曲目の「エレクトロ・ワールド」。一体どれだけ仕事をさせられてるんだと思うくらいのエレワさん。レーザーぶちかましてくれてました。わたしももう、エレワでぶち上がるのが当たり前になってきてしまったくらい昨年からお世話になっている気がしますエレワさんです。
パフューム新発見
エレワが終わると「P.T.A.」のコーナーが始まり一通りやると、あ~ちゃんが電気さんとコラボできませんでした!と頭を下げ、カクカクシカジカ話し始めました。会場からは「え~!?」という声がそこかしこから上がり。しかもこれ、ライブ後のインターネットのどちらかで、この事に関するかなり辛辣なご意見などが飛び交っていたようで。大人の事情というのがどう絡み合っていたかはわかりませんが、わたしはまぁしょうがないんじゃないんすか?くらいにしか思いませんでした。思い入れの違いでしょうか。
それよりもわたしは勝手コラボのパフューム「Shangri-la」に釘付けになってしまいました。 のっちが「1曲できちゃいました!『Shangri-la』!」と声をあげるとあの超名曲が流れ出し、会場はヒートアップ。すると誕生日にのっちからプレゼントされたMONOROVER R2に乗った白コンバースあ~ちゃんが颯爽と現れる!!!会場からは「うおおおー!!?」という感嘆の声。次にモニターに映し出されたのは見たことないくらいエロいのっちのダンスとポーズ。わちゃわちゃなってるゆかちゃん。わたしの中で何かが外れました。このバラバラPerfume、良い。
あ~ちゃん、ローバー乗りこなし過ぎてめっちゃ面白いことになってる。しかもヒールを脱いで自前のハイカット白コンバースを履いて安全にすげえスピードでステージを走り回ってる。その後ろでのっちは妖艶に踊り、ゆかちゃんは、ゆかちゃんは…ダメだ可愛かったことしか思い出せない…。
わたしは3人ぴったり揃ってこそのPerfumeだともちろん理解して楽しんでいましたが、電気のパロディがこの3人にこんなにハマるとは思いもせず、始終鳥肌。大興奮。この路線で行こう…この路線で行こう…この路線で行こう…!!!!!と、何故かその言葉で頭の中はいっぱい。あ~ちゃん、かしゆか、のっち、一人ひとりが確立された存在となった今だからこそ映えるあの光景。夢を見てるみたいでした。最高の。もし、目新しいテクノロジーから離れることになってしまったその時は、是非この路線で行って欲しいです。ほんとに。
あ、あとのっちさんがShangri-laの終わりにMONOROVER R2を指さして…
のっち「あのちなみに、今年のあ~ちゃんの誕生日2月15日だったんですけど、その日に私がプレゼントしたものです(ドヤァ)」
\ふぅぅう~~~~~!!!/
という一幕がありました。
のっち、良かったねのっち。あ~ちゃんむちゃくちゃ乗りこなしてるよ。良かったね^^
9曲目は「Party Maker」。ソロダンスはのっち!CEドームではゆかちゃん、CDJ1617ではあ~ちゃんでしたので、お久しぶりのドヤのっちさんだったのではないでしょうか。3人ローテーションでその見せ場を回せるのも凄い話なんですけど、やっぱりここはのっちさんだなと思わされてしまうほどクールでカッコいいのっちさんを見せつけられた気分です。色気も増して、たまりません。
10曲目は「Puppy love」。このエンディング然とした曲には何故か多幸感が含まれていて、その場面に出くわすたびに不思議な曲だなぁとしみじみ思います。明るくてハッピーなのにちょっと儚くて切ない青春みたいな感じ。まるで3人の存在感みたいで胸にキュンときます。曲後半にはお隣さんが居なくなったので全身全霊で上下上上下上下下しました。
そしてエンディングでは、あれ?これメトロックの再来ですか?(笑) と思えるような流れになりあ~ちゃんが「なにがいい?なんかやる?1曲」と観客に問いかけると歓声が上がり皆思い思いに曲名を叫んでいる中わたしの後ろに居る女性の方が「ジェニーがいい」と小さく零しており、わたしは今すぐ握手をしたいくらいの気分になりましたが完全に変態なので止めておきました。
あ~ちゃん「え?なに?」
\みらくるわーかー!!!/
あ~ちゃん「??まくはりぱーかーってなに???」
客「あ~ちゃんwwwwwwwww」
あ~ちゃん「え??あMiracle Worker?」
のっち「あーでもちょっと声出したりないなぁみたいな」
あ~ちゃん「あーっ」
のっち「声出すやつやりたい」
あ~ちゃん「うん、今日さあ、電気さん見に来てくれた人もおるじゃろうけんさぁ、ちょっと、A面やって帰ろうか」
\ふぅうぅう~~~~~!!!/
ということでラストはまたも急遽?「チョコレイト・ディスコ」で締めでした。
いやはや、このワンマンのような充実感。信じられませんけれどPerfumeさんは1時間ちょいしかやっていません。驚きです。驚きの楽しさでした。 ありがとうございました。ではお次はVSチャットです。