きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

『Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」』を観る

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これまでライブ映像をいくつか観てきましたが、たいがいはまるっと1度観て、好きなところをシークしてちょっと繰り返し観るという楽しみ方をしていました。

 

まず初めに書きます。この『DOME LEVEL3』、通しで5回リピートしてます。楽しみたい気持ちが止まらない。ずっと観ていたい。ずっと聴いていたい。全部じゃなきゃこの2週間くらい毎日観ています。もう今回の感想はこれだけで十分なんじゃないかと思うくらい、好き過ぎて毎日観ちゃってます。

 

こんなの今までのライブ映像ではなかった。あったとしても直角二等辺三角形tourの「Take off」をリピートするくらいで、通しで繰り返し観るなんてなかったんです。とにかくLEVEL3が好き。この多幸感と愛に溢れたライブが好き。このステージに立って楽しそうにしてる3人が好き。『DOME LEVEL3』が今までのライブ映像の中で一番好きです。大好きです。 そもそもアルバムとしても好きだったので余計。

 

ですから、言うなればこのライブ映像を観て思うのは、知らなかった後悔、行けなかった後悔。アニメとゲームと声優に現を抜かしていた自分を恨むほど。Perfumeを見つけられないでいた自分を心の底から羨ましがらせ後悔させるほどのライブ映像。

 

この『DOME LEVEL3』の時から考えて、3年前の初東京ドーム公演とは比べ物にならないくらい良い。『1234567891011』はひとつの作品として充分に良くて、思い出してもそれはそれで完成されていて逆に言えば『DOME LEVEL3』には無い感動があるので比べてもいけないと思うのですが、それにしたって音楽、ダンス、物、人、あ~ちゃん、かしゆか、のっち、全てがレベルアップしていて本当に度肝を抜かれました。

 

まずは会場全体の印象が違います。初の時も始まりは白い布でセンターステージが隠されていて、雰囲気もクローズで厳かな感じがあり。今回のLEVEL3でもメインステージが白い球体を模したもので隠されていましたが印象はなぜかオープン。それはきっとダンスアルバムである『LEVEL3』をむちゃくちゃに聴いて開放的に仕上がった観客が作り出しているものでもあれば、Perfume側がアルバムキャンペーンの際にもうこれでもかと言うほど「楽しみ!」というワードを連発してきたことから作られている空気なのかなと思いました。緊張というよりもその緊張も含めてただ単純に、ただ純粋に「楽しみ」でできている印象。それが画面越しに悔しいくらい伝わってくる。

 

Openingはその白い球体に映し出された球体の映像から。ポーっと観ていると、Perfumeのメッセージと共にPerfumeが作る夢の世界へと腕を引かれていくようです。そのメッセージがまたわたしの胸を打ちます。音と一緒に流れていたので違う部分もあるかもしれませんが

 

「私たちは 夢の中にいる それは 愛で できている うけいれて ここに つながって ひとつに

私たちは 夢の中にいる それは 想いで できている うけとめて 伝える 響いて 一緒に

いつかの 不安 今の 自信 これからの 全て」

 

このひとつひとつのワードを噛み締めながら、最後まで聴いて『Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」』のロゴを迎える頃には涙が流れていました。このメッセージはラジオとかであ~ちゃん達が言っていた言葉そのもので、きっと3人で考えたんだろうなと思えます。Perfumeの掟やカンヌのスペンディングのような3人で作られたメッセージは、飾らず、カッコつけつず、切なくて、儚くて、あたたかくて、愛しい。どれも凄く凄く好きです。

 

こんな風にOpneningからエンディングまでずっと夢中にさせる、全て忘れさせる魅力が随所にあって。不安も心配事も何もかも忘れます。こうして記録媒体に収められた映像は嫌でも古くなっていくけれど、3年経った今でも全然色褪せない。わたしにとっては『bitter』も色褪せないですが、『DOME LEVEL3』は絶対に未来永劫色褪せない。断言する。色褪せさせるなら次のレベルに達したPerfume自身だし。超えていくのがPerfumeならいくらでも超えていって欲しいし、その時には絶対、今度こそわたしも同じ場所でその時を迎えたい。

 

兎にも角にも『DOME LEVEL3』に行けた人達を羨ましく思いながら観たこの映像のお気に入りのシーンを例の如く羅列していきますが、一つ目は「Enter the Sphere」。圧倒的に「Enter the Sphere」。おっきい3人がヨダレが出るほどカッコイイ。「光の奥から歩いてくるの」でゴンドラに乗った3人が球体のテッペンに現れたときは異常に興奮しました。歌詞のまんまの演出にめちゃエキサイト。しかも照明を背にしていることで3人の正面に現れた、3人のシルエットが東京ドームの屋根に映されたシーンも背筋がゾクゾク。このカットを入れた人は天才です。

 

それからなんと言ってもレーザー。3人と同じくらいカッコイイ。映像の3人が指差した方向にレーザーがビャビャビャアアア!!!四方八方レーザーあるだけ使いましたーーー!!!!!!ってな感じであまりのハイテンションなレーザーに武道館での興奮を思い出しました。こんなに効果的にレーザーが映えるのはPerfumeだけ。もうPerfumeだけでいい。Perfumeしかいらない。

 

そのレーザー乱射と照明乱射からいつの間にか表れた小さな球体3つ。ポケモンジェネレーションの子供時代を過ごしたわたしからすると、ちょ、ポリゴンショックかよ!と少し身構えるライティングでしたが特に問題はなかったので大丈夫でした。それはさて置き、そもそもドーム公演用に作られた「Enter the Sphere」が、更にドーム用にアレンジされていてこれがまたアがるアがる。そのアげさせられてしまうライティングと音から、小さい球体に表れたシルエット、その布がおろされて出てきた

 

ニヤリとしたり笑顔のあ~ちゃんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

びゃやあああああああ!!!!!!ぶるううあああ!!うあわわ!!あわあ!!あわあああああああああ!!!!!!!!!!あ~ちゃんqwせdfgyふじこlp;「’」!!!!!!!!!!!!!あ~様がカッコよすぎて言葉になりまっしぇーーーーん!!!!!!!

 

はぁっ、はぁっ、こ、興奮…しつ、れいしましたっ…

 

のっちとかしゆかは笑顔は見せずずっとポーカーフェイスでクール。あ~ちゃんは遅れてクールに決めていたのがまた三者三様で凄く良い。からの、「Spring of Life」!!!もう止まらない。アルバム『LEVEL3』の繋がりをそのまま演出していて、聴きなじみのある流れに気持ちよさが最高潮。Perfumeが描く『LEVEL3』とファンが描く『LEVEL3』が921%合致したようなそんな熱を映像越しに感じました。なんて羨ましいんだ。

 

からの「Magic of Love」!!!!余韻もそのまま上がる球体!!!!!表れた3人は早着替えしていたああああ!!!衣装がめちゃくちゃきゃわああああああああ!!!!あああ!!ああああああああ!!!!もうだめえええええええ!!!!!

 

と、普通の感想ばかりになってしまいそうなのでここでちょっと個人的に爆発しそうになるほど興奮したあ~ちゃんの仕草があったのでそれだけ書こうと思うのですが、「キミの心はバタフライ」の「心は」のところであ~ちゃんがポニーテールの髪の束を右手で掴み後ろにシュッと流す仕草があるのですけどそれがもうっ……セクシーで…色っぽくて艶っぽくて……色気が凄すぎて心がスパークしました。あ~ちゃんの色気や恐ろしや。

 

などと書いているこの時点で既に3200文字なのでまだ4曲分しか書いておらずまだ「Party Maker」も残されているというのにわたしは一体何文字打ち込んでしまうんでしょうか。さて、なんと今回はMCがたっぷり入っており非常に嬉しく思いました。これが欲しいんですよわたしはぁ!!ユニバさんに感謝!!!

 

MCではあ~ちゃんに褒められて照れるのっちさんが可愛かったのと、LOCKS!で作っていた「○○してあげる券」の内、あ~ちゃんに当たったのがのっちさんが書いた「クリスマス演出券」で、それがまさかステージ上にあるなんて、LOCKS!好きとしてはなんだか嬉しかったです。しかものっちさんが「どこ入ったとったん!」と当たり前のようにあ~ちゃんの胸元あたりをExploreするシーンもたまりません。さすが宇宙の探検者です。あ~ちゃんもあ~ちゃんで胸元に隠すのが好きなのかその確信犯っぷりも大好きです。夢と妄想が広がります。ありがとう。

 

続く「1mm」ではマイクのボリュームが大きいのか、かしゆかの声がよく聴こえて、ゆかちゃんの声は本当に天才的だと思いました。リップシンクにしきったっていいのに(わたしはどちらも好きです)あれだけ激しい振りでありながらかしゆかの声はCDとほぼ変わらないですし、むしろライブでもああいう歌声が出せるのは本当に凄いと感じます。可能な限り歌声を乗せる、でわたしは良いと思う中でゆかちゃんの歌声と歌う表情にハッとした瞬間が「1mm」でした。

 

それから「Clockwork」の振りが斬新。秒針が回るモーションがカッコイイ。踊らずにずっと観ていたくなる精密で可愛い振りと、カッコいいウォーキングまで観られて、地味ながら凄く魅力的な曲とダンス。余談ですがそれらの動きは「Baby cruising Love」のプロモーション?でやっていたPerfume DANCING CLOCKを思い出させるものがありました。あれは時間を示す一瞬のポーズでしたから、まったく別物ですがなんだか思い出しました。

 

「ポイント」は、あ~ちゃん曰くの夢の乗り物がネーミングにそぐわず凄い作りで笑いました。仕組みは全くわかりませんけれど、そんなところにあんな機構を隠してステージと同化してるなんて。機械のカッコよさにシビれました。舞台設計チームあな恐ろしや。

 

そしてここでもちょっとしたMCがありましたが、あ~ちゃんの「夢の架け橋を渡って参りました」と言いながらドヤ顔でカメラ目線をキメて下さって、オモシロさとそのイケメン具合に胸キュン。なんだか今回はあ~ちゃんにやられっぱなしです。唐突な三文芝居をやっておきながら自分でニヤつくのっちさんも、ゆかちゃんの的確なツッコミも、金縛りトークも爆笑ものでした。

 

その金縛りソングだよという振りからの「ふりかえるといるよ」でしたが、わたしがアルバム『LEVEL3』で一番好きな曲が「ふりかえるといるよ」で、まさかセットリストにあるとは思わず興奮したのと、金縛りの歌という認識はゼロだったのでなんちゅー解釈するんだあ~ちゃんは!と思いながら『LEVEL3』のプロモーションラジオを全て聴いたら本当に金縛りの歌ということで話があったそうなのでこれは金縛りの歌です。衝撃です。音で大好きでしたがわたしはホラーはダメなのです。怖いです。

 

ですが…振りが恐ろしいほど可愛い。MIKIKO先生が考えたのか3人が考えたのか分かりかねますが、眠そうな仕草を振りとして入れた4人は神。ステップも楽しくて好きです。照明が夜明けを表しているようなオレンジと青なのもとても好きです。振り返って手を振るのも可愛い。「動かせないよ」のところでカメラ目線で可愛く頭を揺らしたゆかちゃんがあまりに可愛すぎてベッドから転げ落ちそうになったのは秘密です。最後は寝顔で終わるのもまた斬新。のっちさんの寝顔が美しい。

 

寝顔が美しい。眠る姿が美しい。眠り姫は美しい。Sleeping Beauty。次は「Sleeping Beauty」。上手いなと思いました。そこを繋げてくるとは。ニクイです。着替え曲ですが。映像の3人が綺麗。ポッケに手を突っ込んだのっちさんがカッコイイ。Perfumeは世界中のみんな合わせてPerfumeという気持ちが伝わってくる映像。自分はそこには居ませんでしたが観ていて嬉しい気持ちになるなぁと思っていたらAre you ready?の文字。煽りですか!?と思っていたら次に表れたのは「Party Maker」の文字。

 

その瞬間、全身鳥肌。胃も鳥肌。初東京ドームの「GAME」のタイトルロゴが現れた時を思い出しまた。その時の興奮と今の興奮が合わさっておかしくなりそう。座って観ていられなかったので、思わず立ち上がり頭上でクラップ。アメトークで紹介されていたあのシーン、やっと見られる、そういう思いにもなっていました。アガる音と映像のミラーボールとスピーカー、映像の3人とのコラボ、乱れるレーザー、上下左右に動くエレベーター?、全てが衝撃的でその全てが3人に似合っていてカッコよさが飛び抜けていました。

 

そしてかしゆかが中央に置かれ、映像にもおっきいかしゆかだけ。フリーズしたポーズだけでカッコよさを表せるかしゆかに興奮したのと、10人のかしゆかに続くパズルにされるかしゆかにシビれ、やっぱこういうのはゆかちゃんが似合うなぁと思いました。Perfumeのアイコンだからでしょうか。めちゃくちゃにカッコイイです。

 

それからわたしはディスプレイの前で相変わらずクラップ。手もかざします。身体も頭も揺らします。踊る3人をただじっと観ていたいのと揺らして跳んでしまいたくなる身体とのジレンマに苛まれていましたが、実際に参加された方々は一体どっちをとったのでしょうか。1度観るだけじゃ済まないのはこういうところにあると思うのですがPerfumeファンのベテランともなれば両方を同時に行えるのでしょうか。早くわたしもその領域に達したいです。

 

そしてスペンディング。のっちさんだけリフターでシュッと突然センターステージに現れたのがカッコよすぎて悶えました。カッコつけちゃってもー!!カッコイイ!しかもプロジェクションマッピングは進化してしていて前も後ろもでした。凄いことだけは分かりますが凄すぎてもう頭がついていきません。

 

そうしていると衣装を脱いでハンドマイクを受け取った3人がとったポージングは、あ!!!!!ああああ!!!!!

 

シティィィィぃいいいいいいいい!!!!!!

 

ありがとう!!久しぶり!シティに会いたかった!ありがとう!そんな気持ちでいっぱいになってまた涙が出ました。突き放してまた腕を引く、Perfumeの常套手段です。そういうことをするから心を持っていかれるのです。嬉しくなるのです。また好きになるのです。

 

衣装は最初の方の形はそのままに材質と模様や色を変えてちょっとエキゾチック。今までに無いカラーリングな気がしてなんとも不思議な感じ。大人っぽくなってしまってドキドキします。それから待ってましたのエレワ!!やはりシティとエレワは対のままこれからもずっと一緒にやっていて欲しいと思います。

 

そしてPerfume号タイム。クリスマスライクな衣装でフードを被ったゆかちゃんが可愛い。ジェニーはサインボール投げ用に伸ばされていて、Aメロであ~ちゃんコールができるのがなんだか嬉しい。ひとり一人の前回とは違い3人一緒のPerfume号で動きも滑らか。3年越しにPerfume号の成長も感じました。やっぱり3人の距離が近いのがいいです。

 

そしてそして初東京ドームで最も高揚した「ワンルーム・ディスコ」でのあ~ちゃんの「東京ドーーーム!!」がまた2回目の東京ドームで聴けて感無量の思い。あの張り詰めたギラギラとした緊張と興奮で爆発したコールとは違い、100%楽しいだけで発せられたコールと、観客全員が“1”のポーズをしている画に感動です。

 

あとは、ノチえもんの「よーい…ドンッ!」の時の、ニヤけながら2人を指差した時の格好が面白すぎて爆笑でした。口と態度は悪いのに謝っているのも最高。ノチえもんが未来のミュージアム~!」とコールすると曲が流れ、のっちが観客に向けてお辞儀をして口パクで「ありがとうございます、ありがとうございます」と言っているのもなんだか印象的でした。が、コレはLOCKS!でのトークによると3人が意図して映像に収めたらしく、わざわざお辞儀のっちのカットを探してもらって入れたとか。面白がってからに。面白いわ!!!

 

わたしにとって「未来のミュージアム」は夢に溢れた曲調なイメージなので、サインボールを投げる姿と相まって本当に夢の世界みたいだとふと思って、可愛いと思いつつちょっとした儚さと切なさを感じて寂しく思っていたら最後のポーズでポジショニングが間に合わずハンパなところでポーズを決める3人が面白くて可愛くて、すぐ寂しさは消えました。

 

P.T.A.」のコーナーもたっぷり入っていて本当に嬉しい。あ~ちゃんが「Santa Claus Is Coming to Town」を歌うも歌詞が途中テケトーになって「キュッカッカケンケングギャガンガンゴンガンガン」と誤魔化すあ~ちゃんと、笑いながら反応するゆかちゃんが可愛くてまた爆笑でした。

 

それから個人的Perfume史上最大に胸キュンしたシーンが、クリスマス仕様の衣装を脱ぎ捨てたところなのですがこれがステージ上から投げるように放るのです。特にあの可愛くて綺麗で優しい楽しい天使のようなあ~ちゃんが「クリスマス終わり~」とおどけて言いながらポーイッと投げるのです。それがちょっとサディsおっと誰かきたようです。

 

あと、サンタトナカイ雪だるまで、のっちさんがリアクションを口にしてくれるのがまた可愛いです。「うわぁあああ来たぁあああ!!雪だるまー!!!」なんて言います?普段。1回目座って観たときはのっちさんそんなに楽しくなっちゃって~へえ~とか思っていたのですが、2回目以降立って観てディスプレイ前であ~ちゃんのお言いつけ通りライブ参加者さながらに真似していたら「うわぁあああ来たぁあああ!!雪だるまー!!!」と自分も叫んでいました。サンタトナカイが全然できなくて悔しい気持ちでいたところに雪だるまが来ると、はああああ!!気持ちーーーーー!!!やっと合わせられたーー!!!となって、のっちさんのように叫んでしまうというのが、実際にやってみてわかりました。

 

「だいじょばない」は顔でも踊るのっちさんの表情のアップが多くてとても良かったですが、DISC2を作るならばこのダンスもフォーメーションも楽しいだいじょばないを固定アングルでいれるべきです。ラストの蹴り上げが収まっていませんでしたから!!!この激しいダンス曲をこのような扱いで終わらせるとは大変遺憾です(勝手)。

 

ポリリズム」では、もう涙せず、なんだか久々にただ純粋に楽しいダンス曲として笑顔で見られた気がします。のっちさんの「ほんの少しの」のパートでの優しさと愛に満ちた八の字眉の笑顔も笑顔で見られたと思います。感動を超えた楽しむための「ポリリズム」だ、と思った瞬間少し涙腺が緩みましたが本当にただただ楽しかった。CEまでライブ参加してないクセに涙だけはイッチョ前に流れます。

 

そしてチョコ。全編立ちっぱなしで観た時はチョコまで踊ったり跳ねたり歌ったりなんなり好き勝手に暴れながら見ていましたがもうこの頃には体力の限界が来ていました。同時にもうすぐ終わっちゃうと思い、全て出し切る気持ちで精一杯ディスコ!と叫びました。そういう風にできているセットリストなんだなと、身体と心ぜんぶで理解しました。

 

最後のMCであ~ちゃんがこんなに凄いステージを組んでもらえて嬉しい、そのステージを沢山の人と楽しめて嬉しい、と涙していて、初東京ドームの時は正直楽しむ余裕は…なんて話していたこともあったようですが、あ~ちゃんは本当にこのステージが楽しかったんだなぁと伝わってきて心があたたかくなりました。

 

かしゆかも、『もっともっと』と涙していた時とは全く違う姿に見えて、穏やかで平和な表情。緊張しても2人が居たからと絆を感じ涙ながらに話していて、この時のゆかちゃんの楽しかったにはもう後悔はなさそうでした。

 

のっちの、この1年は試練が多く度胸がついた1年だったと今日実感した、というような言葉にはわたしはテキスト上でしか知り得ませんが正に的を射た言葉だなと思いました。このドーム公演を自分へのご褒美と例える言葉も凄く素敵で、本当に魅力的に話す人だなぁと改めて感じました。のっちも楽しかったんだなぁというのが充分伝わってきた。そんなのっちにあ~ちゃんも「ありがとう…素晴らしいっ」と真面目に伝えていてその姿とやり取りがなんだか可愛くて愛しさが止まらなくて、思わず笑ってしまいました。

 

4万5千人の「MY COLOR」は圧巻でした。こういう時、Perfumeを含めた観客の画が引きで多く映ったり、手をアップにして映したりしていて、3人が見ていた光景を少し感じられるようで嬉しく感じます。のっちさんが満面の笑みで好きに楽しんでいるのも凄く愛しい。

 

ラストは唐突に始まった「Dream Land」。天使の羽を模したような衣装で、静かに歌う姿は同じ人間とは思えないほど幻想的で儚い存在に見えて。壮大な白色のレーザー演出も照明も余りにも神々しい。センターで歌っているゆかちゃんなんて面白く言えばラスボス感が凄い。大切に言えば本物の天使。その3人がゆっくりとメインステージに歩いて帰っていく。球体が降りてきてステージが閉じられる。

 

ぼう然としました。胸がギュッと締め付けられました。夢が終わってしまったと思いました。こんな終わらせ方するなんて、凄い。途轍もない寂しさに覆われて、わたしは直ぐにチャプターでOpeningを選択してしまうのです。また会いたい、まだ夢を観ていたい。この寂しく思ってしまう気持ちを助けて欲しいくらいの気持ちで巻き戻してしまって、終われないのです。

 

次は……?