きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

STAR TRAIN新参になったきっかけ

先日、洗い物をしつつ振りコピしたてのHold Your Handを聴いていましたら突然踊りたくなり、“思わず声が出ちゃうよ”のところで左手を後ろに大きく回したところ、直ぐ後ろにあった食卓椅子の背もたれに強打し左親指が腫れています今日この頃。

 

色んなインタビュー記事を読み進めていくうちに、3人の印象がどんどん変わっていくので自分がPerfumeを好きになった当時の第一印象なんぞを書き留めておいた方が良いかもと思いエントリーしました。

 

遡ること9年…

わたしはポリリズムPerfumeの存在を初めて知りました。しかし音楽までの興味で3人のことは知らず。当時テレビも見ていなかったわたしが勝手に持っていた3人のパーソナル面のイメージといえばビジュアルと音楽から得た【堅い、クール】というものでした。

 

それから長い年月が経ち、ある時STAR TRAINを聴いてこれはこの3人のことを表した楽曲だな…、なんか分かるぞ…でもこれまで持っていた3人のイメージと全く違うな…?と気づくや否やなぜかダバダバと涙が出てきました。なぜわたしはこの楽曲ひとつでここまで感動して涙してしまったのかそれを知りたくてどうしようもなくなり、3人のことを調べ始めました。

 

そうすると丁度良いことにドキュメンタリー映画をやることがわかりました。アーティストのドキュメント映像を映画館で上映するなんて相当クールでビッグだ…3人の中身には触れられなそうだけれどとりあえず観に行こう、と、まずは映画に対する3人のメッセージを読んでみました。その時に得た印象が

 

あ~ちゃん:勢いがしゅごいぃぃ…楽しい人…堅いとは違う…?

かしゆか:最もマトモな人…?

のっちさん:失敗を忘れたがる人…?クールでちょっとドライ…?

 

で、このような印象をそれぞれ抱いた上で更に日米同時上映決定時のコメントも読んでみました。

 

あ~ちゃん:文字でも嬉しさが伝わる…て、テンションたけぇ…でも愛らしい人だなぁ。

かしゆか:やっぱりマトモ…良い意味で普通、安心する。

のっちさん:え!?3行!?え!?短い!?さすがビッグだから!?クールドライ!?え!?

 

三者三様も三者三様。それぞれが余りにも違っていて、それぞれがありのままで居られるほどの強さを持った人たちなんだと、みるみる内に印象が変わっていきました。それから映画を観終わったあとでの印象の変化もまた凄かったですが、それはまた円盤を手に入れてからにでも。

 

その後『MJ Presents Perfume 10th Anniversary』を見ても強い印象を得ました。

 

過去の映像を見て鳥肌を立てていたのっちさんが「20歳でああいうライブをやってたってやっぱカッコイイグループなんだなって改めてちょっと思いましたね」と言ったそのサッパリとした言い方と、言っていることのカッコよさとスケールの大きさと、自分たちのことをカッコイイと恥ずかしげも無く言えるほどの自信や、Perfumeの背景にある流れた時間の長さ、3人を囲む人たちとの信頼関係等、そのたった一言に大量のイメージが自分の中に流れ込んでくるようで、胸が詰まるほどの凄まじい衝撃を受けのっちさんに対する印象が【クールドライ】から【本気のカッコイイ人】に変わりました。

 

もうひとつ、『アメトーーク!Perfumeスゴイぞ芸人』でもまた変わりました。エリツィンさんとの場面ですがP.T.A.入りますからの今月お金が無いので~という芸人らしいくだりにのっちさんがイヤイヤ無理しないでと反応していたところがなんだかとっても目について、あれ?のっちさんってクールドライからカッコイイ人に変わったけれど、あれ、緩急のキメ顔も1番カッコよかったけれど、な、なんか、あれ、めっちゃイイ人やんけ!?と、【本気のカッコイイ人】から【カッコイイのにめっちゃイイ人】に変わりました。

 

そして『SWITCHインタビュー達人達【志村けん×Perfume】』では、こんなに可能性に溢れた凄い人たちなのに次の目標はどうしたらよいのかというような不安があるのかと、だいぶ困惑しました。海外ツアーは3度成功、国内外のファンも増え続けて、3人ともあんなにカッコイイし、挑戦的だし、あたたかい人たちに囲まれてるようだし、もっとこれから楽しそうなことができそうなのに。何も知らないわたしからするとまだまだじゃないの!?と、凄く驚いたのです。

 

志村けんの1mmだけでも上がれればいい、これまでの経験から深みのあるものが魅せられるんじゃないの、という言葉にホッとしているような表情から涙まで流して。こんな風に弱さまで見せてくれる3人を見て、わたしはどうしたらイイのか、いよいよわからなくなってしまい翌日、P.T.A.の入会手続きをしていました。

 

ここまでがきっかけと、怒涛の印象変化の嵐でした。

 

次は2004年頃からのPerfumeを知って。