Perfume FES!! 2017 ファイナル(VSマキシマム ザ ホルモン) の感想を書く
看板の写真撮り忘れました
Perfume FES!! 2017ファイナル、Perfume対マキシマム ザ ホルモンのツーマンライブ、脳がすっっっっっっっっっっぱぁん!!!!!!と弾けるほど楽しかったです。
すみません、色々書く前に完全に燃え尽き症候群です。書く気力も尽きてしまったような、そんな感じです。誰に頼まれてる訳ではないので別に書かなくても自分の勝手なんですけど、こういう風になってしまったことも一つの感情だなと思ってそれを含めて今、タイピングしてるんですけど。
めんどくさい、思い出すのがめんどくさいっていう…それくらいホルモンとPerfumeに体力や記憶を奪われてしまったというのが本音なんですが。記憶を掘り起こす作業も結構カロリーがいるのでそこはやっぱ単純にめんどくさいんですけど、かと言ってVSホルモンのライブに対して色々ここがこうでこうだからこうだったってごちゃごちゃ書くのではなくて、「どっちも最高にヤバかった」の一言だけで十分だなと思ったんです。
……全公演が終了したのでなに書いてもいいはずなんですが、それまでの記憶も感情も全部昨日のホルモンとPerfumeに上書きされちゃったみたいなので、書き溜めないで勢いで書くタイプのわたしにはやっぱり書けることが残されていません……。
なのでこれとか【ライブレポート】星野源と恋ダンス!レキシとナヲが完コピ!Perfumeフェス全公演終了(写真9枚) - 音楽ナタリー
「Perfume FES!! 2017」マキシマム ザ ホルモンの日!メンバーが初心に帰れたという魂と魂がぶつかり合うライブ。ファイナルに相応しい対バンとなりました!最後のコラボではナヲさんがポップアップで登場し、会場もヒートアップ!最高の一夜をありがとうございました!#prfm pic.twitter.com/Ix8KyGlY0M
— Perfume_Staff (@Perfume_Staff) 2017年9月14日
これとか
PerfumeFES!!2017大阪城ホール終了!当日のライブレポ、ホルモン×Perfumeの貴重なコラボ写真も含む全18枚をホルモン公式インスタにアップしました!https://t.co/bkcs9T36Kz #Perfume#PerfumeFES#マキシマムザホルモン pic.twitter.com/OcEs2GGWD7
— マキシマム ザ ホルモン (@MTH_OFFICIAL) 2017年9月15日
これで。
はぁ、公式はいいですよね、映像資料あるんですから。映像じゃわからない興奮は身体が記憶してる訳だしそれを思い出すだけでいいのに。そういうのあるくせにそれしか書いてくんねーのかよ!って感じなんですけど。無いなら販売して下さいよお!って、過去の分に対しても思ってしまいます。と、乱暴なことを書きつつもライブに来て欲しいということが1番重要であることは理解しているのでエサ程度にしか撒いてくれないことは仕方ないとも思います…。
ホルモンのターン
さて!愚痴を並べたところでやっぱり書きたいので書きます。今後、Perfume FESが開催され対ホルモンライブが再びあるかどうかすらわかりませんが、もし迷う人がこれを読むことで行こう、と思えるものになったらいいなと思って書いてみようと思います。まぁ糞とかちんぽとか膣とかセックスとかスペルマとかなんとかそういうワードが多いので音楽の前にそもそもそういうの自体ダメって人は最初から楽しめないんですけどね!もちろんわたしもちょっと恥ずかしいなと思いますけど音楽ですし。
まずはホルモンのセットリスト
恋のメガラバ
握れっ!!
シミ
「F」
便所サンダルダンス
ミノレバ☆ロック
ロッキンポ殺し
ビキニ・スポーツ・ポンチン
霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔
my girl
ぶっ生き返す!!
恋のスペルマ
わたしは絶望ビリー、What's up, people?!がアニメ版デスノートの主題歌だったことでホルモンを知ってカラオケでいつも歌うほどこの2曲が好きなんですが、もっと他にも知っておいたほうがきっと楽しいはず、と思ってLOCKS!ドライブソング回の後に付け焼刃でプレイリストに追加した曲をほとんどやってくれたのでかなりテンションが上がりました。特にシミ、F、恋のスペルマ。
そして肝心な、ホルモンを聴いた自分の身体がどうなっちまうのかということですが……
ホルモンはPerfumeさんのようにほにゃららちゅーぶなどで見られる映像はほぼありません。なのでホルモンのようなロックバンドのライブで起きる所謂“ヘドバン”がどういったものなのか、本当のところは知りませんでした。ので、わたしは公式で公開していた恋のスペルマ乗り方講座とグーグル先生に訊いた《ヘドバン やり方》で仕入れた知識程度でホルモンへと臨んだんです。結果……
超楽しい
これはヤバい。新感覚。ステージ見てなくていいのかということを忘れてしまう。音に動かされてしまう。大変だ。これは大変だ。頭を振ると見える自分の髪が踊っていることに驚く。髪も楽しそうだ。なにそれヤバい。しかしこの動作であっているのか?と、周りを見てみると腰を折るように大きくヘドバンしている人と、首だけで控えめにする人とバラバラ。たぶん、前者は腹ペコさん。そうか、それくらい振った方が楽しいんですね、と動作から学ばせてもらう。やってみる。やだ楽しい。首痛くないし。先生に訊いた通りだった。
その勢いでスタンド席も見てみる。あ、わたしアリーナL4柵前でした。スタンドの人たちはきっと暴れたくない人たちだと思うんですけど、ちょっとちょっと、笑える。全員ヘドバンしてる。なにそれ、老若男女ヘドバンしてる。笑える。でもアリーナに居る人たちのヘドバンとスタンド席のヘドバンでは勢いが違う。甘い。甘い甘い。腰から折るようにしないと首痛くなりますよお母さんお父さん。なんてもう上級者気分です。すみません調子乗りやすいんで。いやスタンド席で本気のヘドバンしたら落ちて死ぬからそんなところですよね。でも凄い。だから凄い。スタンド席のヘドバンの波が凄い。笑える。あとソロパートを歌うナヲちゃんが必ずカメラ目線してくるのがカワイイ。
そして終盤に行くに連れてわたしは完全にヘドバンの気持ちよさに目覚めてしまったのか、パフュームTシャツを着ていることも忘れて恐らくこの会場で一番ヘドバンを楽しんでいるP.T.A.会員で賞を華やかに受賞するほどヘドバンが激しくなっていました。隣で控えめだった人も序盤に比べて結構激しいヘドバンをしていましたが、ふと見るとホルモンT。えっ。嘘えっ。わたし腹ペコさんより激しくなっちゃてる!?やだ恥ずかしいどうしよう!終わったらパフュT着てるくせに私よりヘドバンしてんじゃねえぞ!とかボコボコにされないかな!とかちょっと焦るくらい、わたしの方が激しくヘドバンしてました。いやだって楽しいからしゃあないじゃないすか!
なんてそうこうしている内についに来てしまった「my girl」。そうです、ライブ前から楽しみにしていた膣ジャンプがあるmy girlです。うわ、Perfumeいるのにマジですか。嬉しい。ホルモンから演奏前に膣ジャンプをするタイミングとそのポーズが指導されました。また周りをチラっと見ると、うわ、やってるよみんな。マジかよ。照れてる。可愛い。そうさせてしまうホルモン凄いな。そう思いました。
そしてずっとPerfume FES!! 2017のロゴを映していたLEDにはmy girlのVJが。デフォルメされた陰部や歌詞が飛び交ってる。さぁいよいよ膣ジャンプのタイミングになると“CHITSU!”の文字と膣ジャンプのポーズをしたホルモンメンバーのシルエットが映し出されます。これはわかりやすい!助かる!周りもスタンドもちゃんと膣ジャンプしてる!ヤバい!スクリーンの膣ジャンプするシルエットの数も増えてる!うわ、これ10人の膣ジャンプだ(たぶん)。膣ジャンプでPerfumeとコラボしてるヤバい!凄い!もうテンションは最高潮でした。
そしてラスト「恋のスペルマ」。待ってました。この為に練習してきました。でも、本当にみんなあの振りやるのかな……?途端に不安になりました。Perfumeでは覚えてる振りがあれば踊っちゃうくせになに不安になってんだコイツ馬鹿なの?と、自分にツッコミを入れました。しかし急に身体が固まってしまうわたし。どうしよう。そう迷った瞬間、隣の腹ペコさんが楽しそうに振りをやりだしました。……良かった!!!やっていいんだ!その方が楽しいんだ!!!わたしは解き放たれました。単純なクラップ、簡単な振り、稲穂、スペルマコール、ヘドバン。これはPerfumeが好きな人たちには持ってこいだなと思いました。ホルモンはここから入るのがきっと良い。
曲の後半ではモッシュダイブサークルをしたくなるような部分がありますが、今回のブロック割は横に長く細かく区切られていたためそれが出来ないようになっていましたから、わたしの居たブロックでは圧縮すらありませんでした。開演前、実際に腹ペコさんたちの「モッシュもダイブもさせない割り方だねこれ」という会話が聞こえていましたが本当にそのようでした。
止まることを知らないホルモン、音を加減することをしないホルモン(耳やられました笑)、セットリストの曲をPerfume相手だからといって可愛いものにしない、芯を変えないホルモン。それらを含めた全力のパフォーマンスと、客を巻き込みまくるスタイルに完全に魅了されてしまいました。
ダイスケはんがMCで「Perfume FESには最多出演で3回目」「フェスというお祭りだけど、ステージで戦う相手だと思ってる」そんな風に言っていました。カッコいい。何度やったってアイドル相手に手抜きしない。ホルモン最高。わたしは恋のスペルマを最後に今日の体力を全て使い果たしてしまいました。
Perfumeのターン
オープニング。If you wannaの完全生産限定盤に収められていたTOKYO GIRLに入っているあの登場演出が秋の陣でも使われていました。ただ会場の広さやステージの形が幕張とは異なるため、少しアレンジされていたと思います。とは言え、何度見ても圧倒される超カッコいい演出。ぐふふ、腹ペコさんたち見入ってる!とか内心思ってました。というのも客層がホルモンPerfume 4:6若しくは5:5下手すると6:4な印象だったので。
まずは最終日のセットリスト
FLASH
GLITTER
GAME
Everyday
/MC
ホルモンメドレー
・Relax In The City→だいじょばない→MY COLOR
If you wanna
「P.T.A.」のコーナー
FAKE IT
チョコレイト・ディスコ
TOKYO GIRLアンコール
・レーザービーム(ショートver)
・ねぇ(ショートver)
楽しい。「Everyday」までは腹ペコさん達もギョンギョン跳んでました。ちょっと押されるくらい。何せわたしはホルモンで枯れているのでもしかして負けてる!?とまで思いました。こりゃいけん。負けてられん。ステージでのバトルもあるようだけれど誰が1番楽しんでるか、こっちはこっちでの勝負がある。負けてたまるか!!!そう力を入れた瞬間、自分の体力ゲージの限界値を突破したような気がしました。
しかし、Everyday乗りづらいでしょうEveryday。だってPerfumeファンのほとんどがまだ迷っているくらいですから。おほほ。これはあわ~あって泡を掴む振りを一緒にやった方がきっと楽しい、と分かってきたんですがアリーナスタンディングだとそのスペースがありません。これは難しい。もちろん観てるだけでも楽しいですし、じっと見ていたい気持ちもあります。でも3人にはそれが伝わらないんだろうなとも思います。客のリアクションにも敏感でしょうから。それにわたしがEverydayを最も楽しめたのはマイスペースが広かったスガシカオ回の立ち見で観てた時だけかもしれません(笑) 曲も振りもフォーメーションも最高なのに盛り上がりに欠ける!と、きっと不遇曲リスト行きになりそうですね……うう…バイバイ…Everyday…(血涙)
MC
暗転した時、周りの腹ペコさん達がもう口々に「可愛い…可愛い…可愛い!!!」とこぼしていたのが印象的でした。
のっち「ぅおおさかー!!!」
客「いぇーーーい!!」
のっち「ぅぅおおさかー!!!」
客「いぇーーーい!!」
のっち「むぉり上がってるかいぃ、うへっ、なんか江戸っ子みたいになっちゃった」
声がうまく張れないのっちさん。可愛い。
のっち「昨日は星野源さんとの対バンで、ここにね、アリーナに椅子があったんですけど今日はスタンディングにしたので昨日より席数が多いんです。で、実は源さんの日に親戚とかを呼ぼうと思ったんですけど、席がありませんダメですって言われて。なので今日、親戚一同来てます」
わたしの周りはほとんど手が上がりました。その他のエリアもそこそこの数。やっぱり、イーブンな感じ?
かしゆか「凄かったよね、ヘッドバンキング。こっちの方からも、こんな綺麗な波あります?ってくらい(笑)」
やっぱ笑えるよねー!
あ~ちゃん「ホルモンさんの時そこ(のちサイド前方の扉)で観てたんですけど、最初はバラバラっとしてて、で、最後の3曲くらいでもう一度覗いてみたらパフュームT着た人がもうこんなん(ヘドバンの動作)なっとって!これがフェスよね~!って!ダイスケはんのこの動きも(ダイスケはん憑依芸)、すんごいよね!もうファンなんです」
と、このダイスケはんの動きの真似を見た腹ペコさんがこの時ぼそっと「いやカッコよくなっちゃってる、グルーヴ出ちゃってる」と評していてわたしがニヤニヤしてしまいました。確かにあ~ちゃんがやるとダンサーのそれが滲み出ちゃうので綺麗なダイスケはんなんですよね。更にその腹ペコさんたちはホルモンのことが好きというあ~ちゃんの言葉にも凄く嬉しそうなリアクションをしていました。
それからグループ分けもありました。
あ~ちゃん「うーーーん」
かしゆか「どしたどした」
あ~ちゃん「うーーーん、ホルモンさん、ホルモンさんとは3回目なんよね、しかもそのうち1回は韓国でまでやって。凄いよね、海越えてんだよね」
のっち「ね」
あ~ちゃん「韓国のアーティストの方って、女性だとこういう(それっぽい動き)のとか、男性もこうだったりするじゃないですか、だからどうなるかなぁとか思って」
とグループ分けから脱線しまくるあ~ちゃんにしびれを切らしたゆかちゃんが
かしゆか「はい、もう決めちゃいましょう、始めちゃいましょう、そしたらなんか出てくるよね。じゃあスタンドのこっちからこっちの人~」
あ~ちゃん「あーーホルモンさんいっぱいあるからなぁーーうーーー」
かしゆか「ほら、ほらほら、みんな手上げて待ってるよほら」
あ~ちゃん「くぅ~~~~うーーーーーっメ!!!」
かしゆか「メ。はい、じゃあ手上げてる人はあ~ちゃんが『メ』って言ったらいぇーいね」
うわ!こんなゆかちゃん初めて…!!これが噂の黒ゆか!?あ~ちゃんを翻弄!良いものが見られたと思わずニヤつく口元を手で隠しました。こんなこともあるんだぁって。いいぞ…これ!
ということでチーム分けはスタンドかしサイド「メ」、スタンドのちサイド「ガ」、アリーナ「ラ」、あ~ちゃん「バ」の時、会場全員がメロイックサインをしてその手を下に引きながら「いぇーーい!!」という実に対ホルモンらしい日のチーム分けでした。
手を上げただけで繋がるMY COLOR
このタイミングだったかは忘れましたが確かのっちがメドレーのことを言いまつがえて「メロデー」と言ったらあ~ちゃんが真っ先に「おおん?メロデー?w」と噛んだのっちをボコボコに弄っていたのが非常に楽しかったです(笑)
それは置いといて……
亮君がその曲が好きだという話しは有名で、そのことから大型フェスでも披露しようという勇気に繋がったというエピソードを交えながらホルモンメドレーがスタート。あら~やっぱり~のリラクシから始まり次にだいじょばない。だいじょばないから次は何をやるのかなぁ~と少し考えながら体を揺らしていると「いやいや ぜんぜんだいじょばない」の後(たぶん)、急に動きが止まり手のひらを掲げる3人、音は止まると同時にMY COLORのあの息を吸う「パッ」という音(だということが後から分かりました)。
最初何が始まったのかわからなくて、ん?Party Makerかなと思いながら手を掲げる周りに合わせてぼんやり手のひらをかざすと、「手のひらが~」とMY COLORを歌う3人。ぶうううわと鳥肌が立ちました。まっさかMY COLOR!!!映像でしか見たことがなかったMY COLOR!!!ほんとにみんな手を上げてる!腹ペコさんもPerfumeファンもみんな!!あの映像は作りものじゃないんだ!と理解しながら、みんなで振りをするパートに差し掛かる。
やることはないんだろうな、わたしがMY COLORを生で観ることはないんだろうな、そう思いながらライブ映像を見て、ずっとテレビ画面に向かっていちにーさん回、カコカコカコ、いち、握る、さんにーいち、ウェービヨァハンズって、誰も見てないのに独りでやってました。その映像で、何回もMY COLORの一体感の凄さに泣いて、たくさん泣いて、曲を聴くだけでも涙が出てしまうほどのMY COLORが、なんと直ぐそこにありました。わたしの目の前に。わたしの周りに。感動しました。あ~ちゃんが振りを口にしなくても揃う。不思議な空間。優しい時間。でもその中にいるとどういう景色になっているのか分からないものだな、ステージから見れる3人が羨ましいな、なんて冷静に思ったりもしました。
ちなみにリクエストしたメンバーはリラクシが亮君、だいじょばないが上ちゃんとナヲちゃん、MY COLORがダイスケはんでした。ほんとにPerfumeのことが好きな選曲……。
火花散るFAKE IT
それからIf you wannaでぶち上がり、「P.T.A.」のコーナーは特盛り盛り。はみがきじょうずかなもはみがきのうたもサバイバルダンスもウルトラソウルもおなかのへるうたもやってました。両方やるとかやらないとか、なんかそういうのは気にしなくていいみたいですね(笑)
そして「P.T.A.」のコーナー明けは「FAKE IT」!!!!やっぱこれ!!頭がおかしくなるほどテンション上がる最高の組み合わせ!!!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!とゴリゴリに跳ねていると何やら腹ペコさんたちもかなり跳んでるっていうかガシガシ押される感じ!!なにおーう!負けんぞ!!?と、さっきからなんの勝負だよと自分に突っ込みながらもワイが会場で1番楽しんどるんじゃあ!と思いながら腹ペコさん達に対抗している自分もいました。
更にチョコではやはり知名度の高い曲ということもあり、腹ペコさん達から嬉しそうな声が上がりました。やはりそういった点も理解しながらセットリストを組んでいるんだなぁ凄いなぁと感じました。わたしがPerfumeのことをほとんど知らないで行くとしたらきっとやってくれたら嬉しいと感じただろうと思います。本当はカッコつけたいとか思うだろうにこれまで通りクールに振り切らないところも好きだなぁと思って。しかもそのスタイルは見たところ、亀戸などでやっていた“ぱふゅ~む”の時代から変わっていない。その芯の強さを今日のPerfumeからも感じました。
最後は「TOKYO GIRL」。しっとりと締めて、サッパリ去っていく3人。これはきっと定番になりそう。もっと観たいのに、という想いにさせられます。
下げてから上げるのがブームっぽいPerfumeさん
からのアンコール。衣装替えをした3人が再登場。待ってましたのコラボ!さて何がくるかなぁ~!とワキワキしていると、
あ~ちゃん「えと、コラボなんですが……、ギリギリまで調整はしたんですけど、やっぱり厳しいってことで……ナヲちゃん、しじゅうになんと。産んだばっかりだし、体力も…ってことで、ちょっとコラボはできないんですけどその代わり私たちでやりますんで!せめてもの気持ちってことで衣装も変えてきました!みんな付いてきてくれる?」
客「いぇーーーーい!!!」
あ~ちゃん「OK、じゃレーザービームー!!!」
客「ふぅう~~~~!!!」
電気の再来か…!くう!残念…悔しい…でも盛り上がるっきゃないな!レーザービーム!あれ?というか何気にレザビ初じゃないかわたし?という事実にドキドキしていたらイントロを終えたステージにピョン!とPerfumeと同じ衣装を着たナヲちゃんが出てきたやんけーーーーーーーーーーーーーーー!!!!ええええええええええええええええええええええええ!!!!!なんだもううううううううううう!!!!最初に言ってよおおおおニクイことしてええええええええ!!!!!!ともう感情がぐちゃぐちゃ。周りも笑ったりきゃあきゃあ叫んだりぐちゃぐちゃ。とにかくナヲちゃんの登場に大喜びの会場。
ナヲちゃん意外と踊れるなぁ~!と思いながらすっかりレザビを楽しんでいました。違和感が仕事しないんですもの。さすが3回目の対バン。伊達じゃない。と、ここでパフォーマンスを終えたナヲちゃんが
ナヲちゃん「さっき着替えしてるところが見えたんだけれどやっぱり早いのね、凄い早さ、ほんとプロ。で、わたし胸がキュンキュンすることがあってな、あ~ちゃんが着替えてるかしゆかに『あ、ゆかちゃんリップが』って言ってあ~ちゃんが塗ってあげてて!これは私しか見れないことだから皆に報告しなきゃって」
てーー!!てー!!!!はぁ!はぁ!やべえっすよ!あ~かしっすよ!ナヲちゃんあざっす!この時のっちさんはノーリアクションでした!え!
それからレザビは前回やっているからという話のくだりから始まり今日、テレビで流れていた
ナヲちゃん「デブって言ったやつ誰!ねぇ!ブスって言ったヤツ!ねぇ!誰よ!ねぇ!ねぇ!ねぇ!」
と、この流れでひそひそフォーメーションを組み始める4人…からの……
あかのナ「「「「ねぇ」」」」!!
と、2曲目のアンコール「ねぇ」をパフォーマンス。あの茶番の入れ方はちょっとホルモンっぽくていい具合のコラボだなぁと思いました、うまいことやろうとする感じが(笑) しかもナヲちゃんはちゃんと高速ステップできていましたし、ずっと笑顔で踊っていらしたのでめちゃくちゃ練習したんだろうなと思いました。笑顔で楽しめるほど踊るには相当入れ込まないと笑えませんから。そんなナヲちゃんの本気にも嬉しく思いました。
パフォーマンスを終えるとナヲちゃんへ割れんばかりの拍手。止まない拍手。腹ペコさん達も今までコールなんてしていなかったのに「ナヲさま~~~!!!」と堪らず声をあげていました。ナヲちゃんPerfumeになれてたよ!ナヲちゃん!
そして最後はダイスケはんの誕生日を会場全員でお祝い。対バンでありながら最後は幸福で溢れた空気に満たしてしまう3人の心に胸がいっぱいになってしまいました。
ナヲちゃん「みんなありがと~~!!!冥土の土産になるわ~~~!!!」
あ~ちゃん「えっ死ぬの!?」
と、言いながらナヲちゃんはステージを去りました。
ゆかちゃんは控えている時ホルモンのライブを映像で見て、その本気にやられて泣きそうになったと言いながら「初心を思い出すことができました」とコメント。のっちは「フェス4日間どれも楽しい催しだったけど今日は、実家に戻ったような気持ちでライブをしていました」。あ~ちゃんは「対バンは仲良くするだけじゃなくてやっぱり戦いなんだって、アクターズの時みたいに誰にも負けない!っていう気持ちをホルモンさんに思い出させてもらいました。ああ自分たち最近あったかいところに居たんだなって気づきました。これからも新しい曲、新しいライブをしていくことを誓います。だから皆さん、見捨てないで…ついてきてきてくれますか!!」と、またレキシ回の時のように話しながら涙が出てきてしまったあ~ちゃん。周りの腹ペコさん達は「ああ~、可愛い…、あ~ちゃんがんばって!」と声があがっていました。
こっちはこっちで自分の世界が広がったし、何もする気が起きないくらい燃え尽きてしまうほど楽しかったけれど、PerfumeはPerfumeで3人それぞれに楽しい以外の気づきがあったのならそれはもうぱふゅふぇす大成功だなって思いました。
わたしは今のところこの人たちぬるいなぁとか思ったことは1度もありませんが。寧ろもうちょっと休みながら気を抜きながらやってもいいんじゃ?と思うくらい。でもやりたいようにやってくれるのが1番嬉しいと思うのも事実です。わたしは着いて行く気満々なので。
6月の電気の対バンから星野源回を除いた全対バンライブを体験しましたが、この天才的に楽しいぱふゅふぇすの中でも最も楽しかったのはどう足掻いても対ホルモンだったと思います。3人の気持ちの部分も含めて。最高でした。この熱さは他の対バン相手じゃ代えられない。Perfume対ホルモンだから成りえる。そう確信したわたしの初めてのPerfume FESでした。