大変です。2次元こそがわたしの最後の心の拠り所と思って2次元キャラクターに恋をしながら暮らしていますが、そのキャラは一応人の形をしています。ケモノやロボっ娘には興味すらなく媚びたような色物キャラなどもっての外です。
それが……まさか……レバテキのナリをした浮遊する生命体……？いや……妖精……いいえ……天使の……れ、れれれ、レバちゃんにわたしはこここここ恋をしてしまったようなのです……。あんな、テキトーに四角い、いい加減な図体にキラキラしたお目目で頭には笹のリボンっ……その物体が核心をつく鋭い言葉を刺してくるって……冷静に考えてしまえば全く訳が分からないのだけれど……でも、そのレバちゃんが、か、可愛いっっ……めちゃくちゃ可愛いのですっ……。
見てください。ただの赤色の物体なのですが、この後ろ姿……可愛い……！後頭部の影の作り方で厚みのあるレバーであることが表現されています。美しい立体感。均一な輪郭ではなくやや歪みを持たせることでリアルな質感を演出しています。
そしてこの笑顔！！！！！！！！！！！！！ああ！！！！！！！！！！あああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！可愛い！！！！！！可愛すぎる！！！！！！！！！ああ！！！！！！！！！またひとつ成長した倫子を、いつもとは違ってただただ優しく見守るこの雰囲気。そして最もわたしをおかしくさせるのはレバちゃんのお口です。微笑みが微笑みなのです。キュッとした感じが。キュッとした感じが可愛い。あ～ちゃんの笑顔にも心なしか似ています、目も口も。その口の角度、位置、すべてが素晴らしい。瞳も垂れ目がちで優しく柔らか。この世のものとは思えない聖母感。
そしてタラちゃんと顔を見合わせる！！！！！！！！！！！！！！！ああ！！！！！！！！！！！！！！！言葉は交わさない！！！！！！！！！！！！！！瞬きや目、そして表情だけで分かち合う！！！！！！！！！！！！ああ！！！！！！！！！！！！この、艶の具合も大変美しいです。ただの3DCGキャラクターでしかもレバテキにここまで微細な表現をしますか。この角度ですと厚みもよくわかります。上部はやや薄目で下部はデンッとしています。そんなディテール出さなくてもいいのに。ですがこのデフォルメがレバちゃんの可愛さをより一層引き立たせます。
4話にして後半、倫子が前を向いて進んで行けば行くほどタラレバちゃんの出番はなくなるのだろうと思い4話はこれでもうお終いか……とタラレバちゃんの降臨を諦めた瞬間、この言葉は要らない優しい笑みのレバちゃんと出会いわたしの中で“yeh yeh 何か外れた”。んですよ。「plastic smile」です。レバテキスマイルです。“ah ah 僕のことをそんな目をして見つめないで”、ですよ。人外ですよ。しかも死んでるし……食用……。
でもそのレバテキもEDP graphic worksさんの手によってここまで生き生きとした天使のようなレバちゃんになる。そこへあ～ちゃんが声を吹き込むことによって魂を持つ。中の人の顔が浮かばないようにすることは声優仕事として持つべき意識だとは思いますが、中の人もキャラクターと同じ雰囲気を持ち、その人の顔が浮かんでも邪魔にならない寧ろ、シンクロすることは何にも代え難い奇跡を生む……。素晴らしい。アニメーションって素晴らしい。
レバちゃんとのシンクロ率400％ですよ！と、言っても賞賛とも褒め言葉とも捉えられないかもしれませんが、わたしはレバちゃんの声があ～ちゃんで良かったと思っています。早くも。凄い浸透率です。
あと、トーキョーガールのかかり方も良かったですね。KEY君の言葉の衝撃を表すかのようなビート音に聴こえて、使い方色々だなTOKYO GIRLと思いました。
5話も楽しみです。
