きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

Mステの「TOKYO GIRL」

昨日、「TOKYO GIRL」をMステで初披露しましたね。凄かった。

 

少ない言葉で書くと楽しかった。最高でした。興奮した。ドキドキしました。

 

Mステの演出が非常に良く、明暗のメリハリと照明レーザーの演出が世界観に凄く合っていました。バックのLEDには東京の夜景。天井の照明は星空に見えます。サビでは踊れるライティングで東京の夜に浮かぶカラフルなネオンサインを想像させる。ゆっくりとランダムに動く照明が気持ちいい。アウトロの照明の少なさもすごく良い。カット割りは足元まで映る全体像が多いのも振りがよく見えて大変良いし。もうとても、Mステのスタジオとは思えないほどの景色が広がっていて思わず感嘆の声が出ました。

 

振りは、コンテンポラリーダンスってなんやねんなんですけど、ダンスに明るくないわたしからすればもはや《ダンス言語:MIKIKO先生》及び《ダンスジャンル:Perfume》だと思っているので、全てが新しく見えるんです。それが無知によるものだとしても、Perfumeで知れる、見れることの喜びや楽しさの方がわたしにとっては何よりも価値があります。

 

ですから、顔でも踊るのっちさんなどを見ていますともう全てが美しく見えます。“大人”というワードがもし「TOKYO GIRL」を指しているのだとしたら、曲線的な表現が多いことから連想されていたのかなと思います。その柔らかそうな動きがまた3人を綺麗に魅せていましたし、妖艶さも感じました。下品ないやらしさではなく、手の届かない美しさ。さすが異世界のエレベーターガール。

 

ゆかちゃんがどんな顔して踊ればいいかわからないと仰っていましたが、定まっていないそのものの表情が逆に良いと思いました。不安げな顔をしたり、微笑を浮かべたり、眩しそうな顔をしたり。パフォーマンス毎にその時の気持ちでこの曲の表情が決まるなんてそれこそ《ライヴ》を感じそうで今からワクワクが止まりません。わたしが大好物とする満面の笑みじゃないPerfumeさんがたくさん見られそうで今後に期待が高まります。

  

では最後に個人的にグッときたカットを貼っていきます。

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イントロ。のっちの脚の開き方が凄くセクシー。右膝は前にして右脚を軸に左脚をカッと開くのが凄くカッコよくて色っぽい。ゆかちゃんも思い切ってぶちかまして欲しいと思います。

 

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天井の照明が良い。三者三様の表情。特にのっちさんの形容しがたい表情が好きです。

 

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さながら格闘技のポーズを彷彿とさせるカッコいい、直線的な力強い振りの最後。ゆかちゃんのクールな表情が良いです。

 

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手を伸ばす表情それぞれ。カメラを見るでもない虚を見つめるのっちがたまりません。

 

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優しさに溢れるやわらかいあ~ちゃんの微笑みもたまりません。

 

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そして最もお気に入りなのがゆかちゃんのこの表情。眩しそうであり、ちょっぴり苦しそうな感じが歌詞の通りめいっぱいさを感じて凄く好きです。

 

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と、思ったら色とりどりの中の微笑。これもたまりません。

 

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大人Perfumeの中にあるKawaii Perfumeのギャップを表すようなこの振りには胸がキュンとなります。特に無表情でこれをやるゆかちゃんがイイ。

 

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うん!ゆかちゃんが!!イイ……!!!

 

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アウトロ。少なくシンプルな照明がこの後ろ姿に合う。これによってアウトロの切なさをより感じます。これだけ暗いのに衣装の色がよく見えます。侮れないレバちゃん色。

 

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決めでも三者三様。正面に向ける角度の違い、腰の角度、右肩の角度、内側への肩の入れ方、顔の傾け方、それぞれがそれぞれでとても面白い。本当に面白い。揃えるところはきっちり揃えて、あとのところは滲み出る個性としてそのまま出しちゃう。否、出ちゃう。それがいい。凄くいいんです。

 

だからじぃーっと見てしまうんですPerfumeを。やっぱりこの人たちは唯一無二。世界一だと心から思うんです。知っているつもりだし、信じているけれど、まだこんなにサプライズしてくれるなんて、ほんとこの人たち観てるの楽しいって。これじゃあ人生なかなか辞められないわって。手前の人生30でしぬかなぁって思っていたけれど、Perfumeが楽しくて全然、そんなこと言ってられない。この人らもっと、まだまだ可能性が広がってる。自分たちでまた可能性を広げてきた。その挑戦が「TOKYO GIRL」。