きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

Perfumeとファンの素直に信じあう関係

昨日、あれから2009年7月8日放送のSCHOOL OF LOCK!生放送教室を聴きました。『⊿』がデイリー1位になったこと、あ~ちゃんの声に少し安堵の様子が見えたことがこの放送から聴こえてきました。あ~ちゃんのテンション一つでこんなにも一喜一憂するなんて、誇張でもなんでもなく本当に全てを司るとんでもない人物だと思いましたよ。

 

2009年7月1日のSTAFF BLOGに記載されたPerfumeとしてファンに向けたメッセージも読みました。でも、あ~ちゃんはP.T.A.会員からの温かいメッセージでもイマイチ回復しない思いを抱えていたのかなとも思いました。もう過ぎてることですからあれこれ考えても意味が無いんですけど。

 

“皆さんと素直な気持ちでライブを楽しみたい”、“Perfumeの本当の願いです”とシンプルに綴られた気持ちはあまりにも『願い』とシンクロし過ぎていてハッとしました。『願い』は元々好きでしたがそれは音で好きだったので、正直歌詞はほとんど聴いていませんでした。

 

あ~ちゃんはラジオで、自分達のやっていることは誰かと一対一ではなく不特定多数に向けているからすぐ反応がわからないことから色々あった後に出た今回のアルバムに対して凄く不安な気持ちが多かったというようなことを話していました。

 

きっと信頼の置ける人たちから支えてくれるような言葉がたくさんあったんじゃないかと思いますが、それでもデイリー1位になったという事実があ~ちゃんの元に届くまで生放送のラジオで不安を隠せなかったことは、売り上げというランキングの重要性を改めて物語っているようでした。

 

それでいて、沢山のファンがCDを買ったことで初めてファンの気持ちや言葉が3人の元に届くのかな、とも思いました。それは生々しい話でありつつも凄く大切で、嬉しい話でもあると感じました。

 

最後の「嘘を付かないで生きてください」と言うあ~ちゃんの言葉は凄く優しくて凄く厳しい。3人がそうやって生き様を見せてくれてるのだから、こちらの背筋が伸びない訳が無い。当時20歳のあ~ちゃんにお尻を叩かれた気分になっています。

 

それらのお陰で『願い』の聴こえ方がガラッと変わってしまいました。この出来事を含んだ『⊿』の一番最後の曲が『願い』。ファンタジーかと思うほどドラマチック過ぎていけません。涙無しでは聴けなくなってしまいそうです。この時のあ~ちゃんの願いがまるまま全部『願い』に収められているように感じてしまいます。

 

このドタバタはPerfumeとファンの、お互いが素直に楽しみあうという一番大事な気持ちを育てたんじゃないかと勝手に思います。

 

のっちさんも最後に「Perfumeのファンかっこいいなと思いました」なんて仰って。のっちさんがそれ言っちゃいますー?って思いましたけど(笑) ほんとですよ、Perfumeのファンはかっこいい。悔しながらかっこいいっす。

 

信じることの大切さをPerfumeとファンから学んだようなポイントでした。