きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

【雑記】金沢迷子記

注:Perfume関係ない私個人の下らない金沢観光のエントリーです。

 

読む人はほとんどいらっしゃらないかとは思いますが下らないのにじゃあなんでインターネットにアップすんだよってそれは土産話する友達がいないからだよ!いいだろ!!ちょっとくらい!!!注意書きはしたからな!!

 

……と、キレ芸をきめたところで久々に観光らしいことをした遠征だったことと、景色や料理が素敵だったので誰かに自慢したいなぁと思ったものですから、ただただ写真を貼りまくらせてください。

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まずは金沢駅。12月1日の23時新宿発の深夜バスに乗り込み7時頃に金沢着。西口のエキスパでキレイキレイしてから東口のこの門を早速眺めに行きました。プロジェクションマッピングされてた門てなくらいしか認識していなくて超ミーハーな感じで写真を撮ってしまいました。

 

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そして早々にシャトルバスへ乗り込み会場へ。シャトルバスを予約しなかったできなかった人たちは結構大変な思いされたみたいで…?もし来年もあるなら迷わず素早く予約した方が吉です。往復で1200円ですし。

それからクローク(会場外出し入れ不可500円)へ荷物を預けて入場。

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こちらはタイムテーブル。MANONちゃんを見てソワソワしたり新しい学校のリーダーズでちょっとヘドバンしてるとフロントに人が集まってきてCAPSULEからスタート。期待していた通りのセットリストではきっとやってくれないだろうと思ったら寧ろ期待のど真ん中を行く内容でスタートからアがり腐ってしまいました。

 

Perfumeの次に本命のCAPSULEがもう終わってしまったのでじゃあ後方エリアに下がって休むかお昼でも食べよーと思って歩き始めたらほとんど間を開けずに次のアクトのDAISHI DANCEがプレイし始めました。これが個人的に超衝撃的で、「これからみんなで左右にジャンプします」の声に、え!?と思わず足を止めて何が起こるのか見ようかと思うや否や超軽快なサウンドに自然と身体が動いてしまい気づけば1番楽しくジャンプしちゃってんじゃねーの状態になってました。頭空っぽではしゃげる感覚に於いてダイシダンスめっっっっっちゃ楽しいです。結局最後まで踊ってしまったのはナイショです。

 

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そしてお昼は会場のCMでやっていたゴーゴーカレーにいたしました。

 

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指がデブ。ストーブの前で立ち食いです。可愛い子も綺麗な人もカッコイイ人もおっさんもババアのわたしも誰も一言も発さず黙々と食べてました。こわ。ただこれ、100円足せばカツを乗せてくれたというのにシャトルバスに乗る前急いで食べた吉牛がまだお腹の中にいたからといってプレーンにしたのが少々の後悔でした。カレーのお味としてはへぇ、そういうベクトルなんだぁって^^

 

食べ終わってからは80KIDZをゆったり聴いて岡崎体育でちょっとウルウルしてC&Kにポカーンとさせられてbanvoxでまたブチ上がってtofu君でふわ~ってなってPerfumeさんではお察しの通りになって中田ヤスタカで再びアがり腐って散華しました。金銭的に余裕があればソニマニに続いてOTONOKOもPerfumeなしでもまた行きたいと思えるような楽しさでした。ほんと、DAISHI DANCEは意外なヒットでした。

 

終わりは19時頃。汗だくだくの状態で外のクローク引き取りを待つ間は正直ぶっちゃけアホ寒かったです。ヒートテックにLSG17と薄いブルゾンを羽織ってるだけだったのでかなり試されました。金沢駅に着いたのは20時頃。急いでホテルにチェックインして急いでシャワーを浴びてからご飯を食べに外へ出ました。

 

しかしこれが予想できなかった悲しみを連続で生みだし……満席がゆえに予約なしのぼっちを入れてくれるお店さんがほとんどなく、待ってもダメ。調べて電話して断られて、戸を叩いてみても断られてもう心臓ベコベコ。諦めてガストに行ってしまおうかと何度も悩み、ここで訊いてみてダメならその時諦めようと最後に伺ったのは『和台』さん。なんと席の入れ替えがあるとかで15分くらい待ってもらうけどという返答。待ってれば入れてくれるの…!?と嬉しい展開に嬉々としてお店へ向かうと路地裏の路地裏…いかにも《ここ、穴場です》な立地。

 

歩いて探し回って身体も冷えていたのでもうなんの躊躇もなく戸を開けてみるとそこは地元人めっちゃ通ってますな空気が漂う居酒屋さん。カウンターもあって店員さんもたくさんいて凄く元気があって雰囲気もあたたかい。少し待って、案内されたのはカウンターの端っこ。店主の前。

 

え。なんかこれって、ヤバい感じ…?というか冷静に考えてみればひとりで居酒屋とかほとんど行かないじゃん!なにしてんだ自分!?え!?お酒飲む予定ほぼなかったけど頼まないとテメなにしにきたんだみたいに思われちゃうだろうし、ちょ!どうするよ!

 

店員さん「お飲み物どうなさいますか?」

わたし「ヒェッ!!??そ、そそそそうですねぇ…(日本酒しか飲めないからなぁ…うーん飲めそうな銘柄はと…なになに…20種以上あります店主にお尋ね下さい~!?!?ファ~!?!?日本酒に本気のお店やーん!?!?いきなりハードコミュニケーションジャパニーズサケぇーーー!?!?!?)えーとにほんしゅで!」

店員さん「日本酒ですねわかりました。店長!日本酒ですー!…えと、どんなのがいいですか?」

わたし「(アッピール式ーーーー!?!?!?!?)辛口がいいです」

店員さん「店長、辛口がいいそうです」

店主「あん?辛口ぃ?それ俺が一番嫌いな言葉なんだよな」

わたし「(詰んだーーーーーーーーーー!!!!!!!!料理頼む前に詰んだーーーーー!!!!金沢グルメ物語バッドエンドルート入りましたーーーー!!!!!)あっ、えっ、あその、えっとサーセン!!!!」

店主「そういう時はさ、『美味しいの飲ませて下さい』でしょ~ん?」

わたし「は、はひ……」

店主「よし、じゃあ待ってて。……はい、3種飲み比べ~」

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で、出して頂けたのがこちら。左から奥能登の白菊、遊穂、加賀のにごり…忘れました。これがまた、お猪口から美味しい。手触り口触りがよくてシンプルでなんかモダンでオシャレです。一番飲みやすかったのは遊穂と答えたら酸味が強いのが好きなんだね、と教えて頂けたのでわたしは今後日本酒をおまかせでお頼みする時は辛口と言わず酸味が強めのでと伝えようと決心するのでした。

 

店員さん「こちら和らぎ水です」

わたし「あどうも」

店員さん「ひとり旅ですか?」

わたし「(Perfumeさんのライブ見に来ただけだけど…)そうです」

店員さん「すごい!カッコいいですね!素敵です!」

わたし「(神の地元だし名前は出しといたほうがいいよね)ああいやでも、中田ヤスタカがイベントやってるから来ただけなんですけどね、へへ」

店員さん「……?あ、ああ~へぇ~!あ、そうだったんですかー!へぇ~!……あっ、他にご注文は?」

わたし「(えーー!?あれーー!?!Perfumeって言ったほうが良かったヤツだなこれーー!!??あれーーーー!!???)じゃあマグロの刺身をお願いします」

店員さん「店長!マグロの刺身ですー!!」

わたし「(また叫ぶじゃんーーーーーーーーーー!!!!!!!??)」

店主「なに、盛り合わせじゃないの?とりあえず盛り合わせにすれば色々食べられるよー?いいのー?」

わたし「ああああああ赤身が好きなんですう……」

店主「あーかーみー!?」

わたし「(もおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!)はひ!」

店主「わかった、待ってて」

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で、造って頂いたのがこちら。ワサビおしゃれかよ!インスタ蝿が寄ってきちゃうやつ!で、わたしもしっかり写真に収めました。赤身寄りの美味しいとこの入れといたからと計らって下さって、いちいち楽しませてくれる店主にこりゃ常連が多い訳だと妙に納得するのでした。肝心の刺身は臭みなく、エグみなく、素直に赤身の味を舌でも鼻でも味わえる魔法みたいな赤身でした。分厚くて噛み応えがあって、醤油はほとんど不要です。日本酒とも合うし、やっぱりこの組み合わせが鉄板だなぁと遥々金沢まで来て実感しました。

 

店員さん「他には?」

わたし「あの…“のどぐろ”って魚を食べてみたいんですけど…まだありますか?」

店員さん「少々お待ちください。店長ー!のどぐろー!!」

わたし「もう慣れたわ」

店主「のどぐろ……?ふふ……あるよ…」

わたし「(なんで含みを持たせるんだ……)ほ、ほんとですか」

店主「でも……高いよ……?」

わたし「(確かに黒板に値段書いてないしな…幾らか覚悟してきたけど…)う…?」

店主「……3800円」

わたし「つ!?!?!?!?……わかりました、お願いします」

店主「ラッキーだよ、今日丁度いいの獲れたから。昨日までは同じ価格で薄くて細いのしか獲れなかったからそれ出すしかなかったし。だからラッキーだよー?」

わたし「そうなんですか、あ、ありがとうございます」

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で、焼いて頂いたのがこちら。のどぐろの塩焼き。店主はカウンターの中で調理してくれていても料理もお酒も店主自ら持ってきてくれるという超サービスを受けてしまっていたのですが、そういうもんでしょうか。しかも写真撮らなくていいの?って店主から訊いてくれて。ここまでの流れだとインスタ蝿するたぁ何事だぁ!みたいになりそうなところ寧ろノリノリでススメてくれました。しかもわたしの撮り方を見てまだまだだねー、こうして、こうやって、こうだよと、綺麗に撮る方法まで教えてもらってしまいました。

 

そして待ちに待った幻の魚のどぐろ……かしゆかがJPNツアーあたりのLOCKS!でのどぐろとの出会いが忘れられないと話していたことから是非、わたしもいつか頂いてみたいとずっと思っていたのです。そんな期待感たっぷりで頂いたのどぐろはもう、ダイナミック。肉厚の白身、しっとりと脂が残っていて程よくジューシー。こちらも刺身同様美味しい程度の臭みで、非常に上品な香り。身もほぐしやすく、皮と一緒に頂くのがなんとも美味。骨までしゃぶりつくしたいほど幸せなお味でずっとニコニコしながら食べてました。脂が多い魚ということからレモンを絞って頂いても大変美味ですし、大根おろしも合います。

 

のどぐろを待ってる間、店主がのどぐろについて色々教えてくれて、脂が多いから落とすのに時間がかかるだとか(たぶん30分くらい)、キモの部分も痩せてるヤツだと薄くて質がイマイチとか、獲れるタイミングで全然違うからほんとにラッキーなんだよ?って力説してくれたことも美味しさのひとつとなっていました。


開幕から色々ありましたけれど、店主はわたしが飽きないように常に気を巡らせてて、常連さんと会話しつつもタイミングを見てわたしに話しかけてくれたり、その距離感も近すぎず遠すぎず、砕けすぎず堅すぎずで凄く気持ちのいい距離でした。地元の常連さんと焼き立てののどぐろの匂いを一緒にクンカクンカしてみたりとかも。ひとり旅では基本しゃべることが無いところ、地元の方々とめっちゃコミュニケーションしたー!って気分になれて人生の中でも特別思い出深いひと時となりました。この『和台』さんとこに行くためだけにまた金沢に行くのも全然ありかと思ってしまうくらい素敵なお店さんでした。

 

そしてそして翌日は茶屋街や兼六園へ。

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おしまい。