WAPは何度観ても楽しい
「WE ARE Perfume」が円盤化されてからだいたい3回くらい、副音声も交えつつ視聴しました。それが1年ほど前。映画館にWAPを観に行ったのはもうすぐで丸2年前になります。さっき特設サイトのURLを踏みに行ったらもう見れなくなっていました。マジかよ。寂しいです。観に行ったのは2015年10月31日朝9:00の回。忘れもしません。「STAR TRAIN」のMVを見て涙が出てきてしまうのはなぜだろうと、答えのようなものを探しに行く気持ちで観に行ったんです。
もう2年前かぁ。不思議です。WAPを観て帰ったあと、ジェットコースターのように過去のPerfumeを漁って追って、わたしは10年くらい前からPerfumeファンだったんじゃ?などと勘違いしそうになるほどたくさんのPerfumeを身体に取り込んで、2年後再びWAPを観てまだ楽しいと感じられるのかと、思わずはしゃいでしまいました。
メンバーが作中で話していること、メンバーが副音声で話していること、のっちがあ~ちゃん可愛い!かしゆか可愛い!と身悶えてるそのポイントに超共感できるようになっていたこと。1年前の映像視聴のときに分からなかったことがわかるようになっていて、まだまだだなぁと思いました。
「Hold Your Hand」が台湾公演のファンサプライズを受けて急遽次の公演からセットリストに追加したことなどすっかり忘れて「Perfume WORLD TOUR 3rd」を観てしまいましたし、「ワンルーム・ディスコ」も直前のリハでメンバーが悩み、その他多数の変更点を修正しなければならないにも関わらず間に合わせますと照明さんが努力し急遽セットリストに組み込めたことなど。WT3だけを見ただけではわからない裏側だらけ。
Perfumeの覚悟を的確に映像に落とし込み、Perfumeは人間が……あ~ちゃん、ゆかちゃん、のっちがやっているんだということをしっかりと伝えてくれる。WAPは本当に、徹底的に裏側を捉えてくれた素晴らしい作品…。その裏側は海外のPerfumeファンがどんな気持ちで待っていたのかという表情も含めてのことで、観ているわたしも良かったね!という気持ちになるほど。
2015年に初めてWAPを観た当初はPerfumeがなんであるかもわかりませんでしたし、音楽しか知らない状態でしたので、映像に出ている誰にも感情移入ができなかったんです。名前も顔も声も知らないし。とは言え、する必要もないとは思うんですけど。
でも、3人会えるということがどれほど嬉しいことか今のわたしにならわかります。ファンの方にも、ポイントによってはPerfumeの3人にもうっかり感情移入してしまいます。ミート&グリートでそわそわしてしまう彼らの気持ち、一緒に歌って踊ってしまう、一緒に笑って泣いてしまう気持ち。2年でやっとその、共感したい嬉しさのしっぽを掴めたような感じがしています。
いい作品だなぁ。ほんとうに。まだ楽しい。まだまだ楽しい。時間は止まってくれないので当然どんどん古くなっていってしまいますがまだ楽しいです。わたしにとっては。たまに見返すのも良いものですね。わたしはまだ見返す段階にはいないと思っていたので今までそうしてきませんでしたが。しかしコメント下さった方の言葉を参考に今日は見返してみました。
この勢いで観てしまおうかなぁP10。あーどうしようかな。やだなぁ、これで終わっちゃうものなぁほんとに。もっかいWAP観ようかなぁ。あはは。でもP10観てからもWAPの副音声の聴こえ方が変わるんじゃないかなぁ。うーん、悩むなぁ。どうするかなぁ。