きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

MIKIKO先生と、みんなでPerfume

MJ presents 密着!Perfume ドーム5万人ライブへの挑戦を観ました。

 

前回の武道館ドキュメンタリーよりも、もっとPerfumeに近い映像で、こんなにライブ感のあるドキュメンタリー映像をPerfumeさんで見られるなんて、と感動しきりでした。インタビューをしている際に相槌を打つ声が、WAPで聴いた佐渡監督の相槌っぽく。スタッフ名に制作統括として佐渡さんのお名前があったということはきっとそうなのですよね。

 

撮り方が真に迫っていて、花道下を走る台車を必死に追う画には思わず夢中になりました。リハーサルで懸念されていた点を本番でしっかり捉えていたし、メンバー以外の本当の裏側を撮り続けていてこれぞメイキング!という気持ちで全てのシーンに釘付けでした。

 

特に、Perfumeの掟の『あ~ちゃん』の場面は手に汗握りました。すげえ…って、生唾飲み込みました。メンバーもスタッフもMJクルーもみんなみんな一つになってって別に泣くようなところじゃないのにウルウルしてしまいました。

 

そういえば、あ~ちゃんが足の爪に爆弾を抱えていたというのは初めて知りました。わざわざ言う人じゃないというイメージなので知らなくて当然っちゃあ当然だと思いますが、少し驚きました。ドキュメンタリーが入らなければきっと知りえなかった…のでしょうか。それは置いといて。

 

BEE-HIVEのスタジオでMIKIKO先生と3人で練習する風景は本当に楽しそうで、Perfumeの掟をひとりひとり発表するシーンが見られたのも、非常にグッときました。特にのっちさんのPerfumeの掟はほんとまぁステキです。あんなにクールでかっちょいい表情でキメちゃって。ほんとにカッコイイんですから。

 

それから、3週間前リハーサルであ~ちゃんが舞台スタッフに足がまだちゃんと治っていなくて、と話す場面で手抜きという訳じゃないんでなんて言いながら場を和ませている所なんて、Perfumeとスタッフの関係性が見えるようで凄く良いシーンでした。それも作為は無く、事実ありのままで。本当にリアルな感じで。

 

のっちさんが工程表?にメモをしているシーンでドキュメンタリーが入ってることを忘れてるくらい真剣な様子。更にそのあと声を掛けられてメモをサッと隠すところなんて可愛くてしかたありません。

 

気合い入れのシーンでは、あ~ちゃんが2人と自分の緊張を解すかのように2人に愉快な動きをしてみたり、かしゆかとのっちにかけられた素直で真っ直ぐなひとつひとつの言葉はシンプルだけれど3人がここまでかけてきた時間をほんの少しだけ感じてまたウルウルしてしまいました。

 

3人が手を合わせたあと、カメラはのっちの目をずっと捉えていて、何があるのかと凝らして見るとのっちの眼がギンギンに開いていて、この光景を焼き付けている…?否それ以上の気迫を感じて寧ろ怖いとさえ思うくらい、のっちの眼だけガンッ開き。カメラも寄るから余計にのっちの目玉が飛び出そうになっているのがわかる。これがあ~ちゃんが言うのっちの目ん玉飛び出てるってヤツかと思いました。のっちの雰囲気が変わったというかなんというか、なんて言うんでしょう。とにかく凄い眼。

 

それから、ライブ中の映像に変わりフラグを回収していく構成で、テントがボックスに収納されて成功する瞬間、スタッフが花道カーのスイッチを押す瞬間、そのカーが3つとも均等に広がったこと、スタッフがカーについていきながらタイミングをみていること、内山監督から3人へマイクを渡すシーンで3人が衣装を脱ぎ捨て、ノールックでマイクを受け取る瞬間、全てに信頼関係を感じてめちゃくちゃカッコよかった。

 

最後のMCもドキュメンタリーのカメラの角度で撮られたものになっていて、本編とは違う視点で楽しめた点も非常に良かったです。あ~ちゃんが話しているときののっちさんの表情と、どんどん泣き顔に変わるかしゆかの表情と、笑顔のMIKIKO先生が見られて本当に本当に良かった。

 

楽屋にMIKIKO先生が入ると、すぐに、真っ直ぐに感謝を伝える3人と成功を祝って労うMIKIKO先生、この4人の姿があまりにもステキでカッコよくて涙せずにはいられませんでした。

 

MIKIKO先生がメンバーからのアイディアを聞いて舞台スタッフと確認しあったり、関監督と映像のイメージをまとめていたり、カーの動きの違いを見つけたり、映像になっていない部分でもっとたくさん細部に渡ってMIKIKO先生のPerfume愛が詰め込まれていたと思います。

 

それを知る事ができて良かった、とても嬉しい。

 

いつかののっちとMIKIKO先生の対談で、Perfumeは意識を高く、カッコイイところも見せたい、というように話していたことの最上級がこの東京ドームに余す事無く表れていたんじゃないかなと思います。6年経った今でも全然色褪せていない。あまり多くを知らないわたしですが、Perfume初の東京ドームライブは全く持って鮮やかに見えました。

 

4人でPerfumeなんだ。