きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」を観る

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音楽の日の合間、ついに「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」を観ました。

 

これに関連するドキュメンタリー番組である「Perfume20歳の挑戦~Dream fighter~」の存在を知ってはいたのですが、うっかりこの番組を視聴する前に観てしまいました。

 

これはGAMEライブの追加公演ではなく“武道館2Days”という、このたった2日間のためだけに作られたライブということで、ほんの少し緊張しながら再生しました。

 

先ずは会場の広さ。驚きました。Zeppから武道館はいきなりスケールアップしすぎなのではと、なぜかビビっている自分が居ました。こじんまりしたライブハウスのbitter、大きめライブハウスのGAMEときて、次に武道館。順々に来ているとは言え夢の舞台と称する武道館には、目に見えるサイズ感だけではない大きさを画面越しに感じるようでした。

 

先ずはオープニングの映像演出。GAMEライブのCGと比べ物にならないくらい作りこまれた映像。3人が画面の中にいる。めっちゃカッコイイ。めちゃめちゃカッコイイ。もうすでにGAMEを越えてる。圧倒的に飛び越してる。こんなの隠してたの。と、ブルブル震えていると“WELCOME TO PERFUME WORLD”の文字と声。

 

鳥肌、涙、鳥肌。1曲もやっていないし再生してから1分と34秒しかたっていないのにもう今回は初っ端から涙してしまいました。これがあの噂のWELCOME TO PERFUME WORLDかと、こんな、全て機械を通してしか観てない聴いてないわたしが、このワンワードにこれでもかというくらい全身に鳥肌を立ててしまいました。当時この場に居られた人たちはどうなってしまっていたのか。鳥?

 

しかもこの近未来的なヘルメットと衣装と宇宙船。これだけ真っ直ぐ近未来感をライブで演出するのはCOSMIC EXPLORERに始まった訳ではなかったのですね。10代で演出する宇宙と、20代で演出する宇宙を、今わたしは見る事ができているということなのでしょうか。そうだとしたら、直ぐにそれを感じることができてわたしはなんとも幸せな気持ちです。

 

そして5カウントから始まった3人のフェイクにはまんまとやられましたよ!!!

 

あれ!!??あそこから…あれ!?!?!?!あれーーーーーーーー!?!?!?!?

 

早くもプリンセス・テンコー並みのイリュージョンまで会得してしまったのかとマジで驚きました。ってそんな驚きも束の間のシティー!!!いきなりシティー!!!!!レーザー!!!!!レーザービームがーーーーー!!!!!!

 

あの!!レーザー凄いっすけど!!!!!ビュンビュン飛びまくってますけど!!!これでもか!これでもか!ってくらい!ここぞとばかりに!ってくらい!あの!!レーザーの量がはんぱじゃないんですけどーーーー!!!?!!!!!?

 

と、わたしがCEツアーで感じたあのレーザーの感動がブワワッ!と鮮明に蘇ってきて、興奮も興奮、声と涙を出すことでしかこの異常なまでな興奮を処理する事ができませんでした。こんなのカッコよすぎますってば!!

 

しかも3人の間を縫ってレーザーも一緒に踊っていて、それも観ていて楽しくて、でもこれは3人のフォーメーション、位置取りの精度の高さがなければなり得ない演出だと思いました。これはほんとに感動しました。すげえって、声が出ちゃいました。誰も周りに居ないのに、思わず声が出ちゃいました。

 

そしてしばらく見とれていると絶対故障だーーーーーーーーーーー!!!!!ほんとに故障だーーーーー!!!!ヒートアップする会場、観客の声!!!イントロがきて!!!

 

ええええええええええええええええedgeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!

 

もうだめえええええええ!!!!!カメラワークもリズムに合わせた切り替えのタイミングもあ~ちゃんとかしゆかとのっちの表情も全てわたしをおかしくさせるんです!!!!!特にのっちさんがカッコつけまくっててそれがまたほんとにカッコイイから困ります!!!

 

この可愛くて綺麗でカッコよくてひょうきんで楽しい3人の女の子は、武道館に来た良い歳した大人約1万人を、ライブ開始10分で昇天させにきてると、マジで思いました。続くエレワで湧く歓声と上がる腕の数と一体感。もうちっちゃなライブハウスでやっていた3人の影を見つけることはできない大きなエネルギーを映像から感じました。

 

しかし3人には、3人だけで立つ大きな舞台がとても似合うような気がします。

 

でも、この直ぐ後のMCで3人が「えー本日はー!ライブハウス、ぶどうかーーーーーーーーーーん!へお越し下さいましてどうもありがとうございます!」と、言うのです。なんかグッときてしまいました。武道館をライブハウスと表現するPerfumeの言葉、わたしすっごく好きです。

 

それから「plastic smile」!んまー!振り付けの可愛いこと!!!曲も好きでしたが振りにも一目惚れした気分です。この年頃にピッタリなのと音の通り跳ねる仕草と、変則的なリズムの取り方もあれば、座って脚をプラプラさせたり組んだり見所が沢山で、楽しくて仕方ありません。

 

LOCKS!であ~ちゃんが自分っぽい曲として挙げていたそのまま、振りもあ~ちゃんっぽくて本当に本当に可愛い。あ~ちゃんの可愛さが爆発していました。わたしの中で。

 

それと、ジェニーのコールであ~ちゃんが顔をクシャッとさせて笑顔を見せてくれて、心を撃ち抜かれそうでしたふー危ない。しかし2コーラス目で耳に手を当てコール待ちしてる仕草を見せたのっちさんに心臓を殴られたました。ほっ…。でも何よりも生声が多めのジェニーで聞けるかしゆかの真っ直ぐな歌声がわたしは好きなので、それが武道館で響く様を見られてなんだか嬉しかったです。

 

チョコのカラフルなミラーボールも可愛くて堪りませんし、ポリで声を出して煽るのっちさんや舞う銀テープの感動と、CE幕張で見つけたレーザーの星空を、ここでも見つける事ができて、これ!観たことある!もっとずっと、ずっとずっとずっと前からあったんだ!しかし星空を見つけられた嬉しさと同時にわたしは見つけるのが遅すぎた、何もかも遅すぎた、と絶望し、今になるまで3人の姿を見てこなかった自分のアンテナの低さを笑うしかありませんでした。

 

そしてアンコールの「Dream fighter」。ギリギリまでMVを流すか悩んだと聞いたことがあるこのアンコールは、バックのLEDに映されたMVの3人とステージに居る3人の動きがシンクロした瞬間、感動して、最高だ、と思いました。

 

わたしは今在ることを知ってしまっているので、この曲からは期待と未来に溢れたキラキラしたものを感じるのですが……武道館ライブの最後に歌われた「Dream fighter」を聞いてあの場に居たファンはどういう気持ちになったのでしょうか。わたしはそれを知る事ができないのでなんとも気になります。

 

「wonder2」ではかしゆかの、衣装をクシュっと掴む手と、そのあとの泣きそうな顔を見て、なんて綺麗なんだと思いました。舞う白い羽根も3人にピッタリ。でも、幕が閉まるとき、膝をついてまで、最後の最後まで、ファンに無邪気に手を振ってありがとー!と別れを伝える画はあまりに3人らしすぎて、泣きながら笑ってしまいました。さっきまであんなカッコよかったのに子供みたいで、大好きなシーンです。

 

次は直角二等辺三角形ツアーといきたいところですが、その前に「Perfume20歳の挑戦~Dream fighter~」をごにょごにょしてもう一度「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」を観て、それからTOKUTeeeeeeeeeeN!!!!!を観たいと思います。