きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。時々、声優。

「Perfume WORLD TOUR 2nd」を観る

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実は先にLEVEL3を観てしまったことは忘れていただいて、あたかもWT1からWT2を観るかのような気持ちでWT2のライブ映像視聴に臨みました。2度目のワールドツアー、今度はアジアではなくヨーロッパ。ドイツ、イギリス、フランス。確か、ドッキドキオンエアかマジカルシティで「コンピューターシティ」をコピーしてる人が居ると話題になっていたのがフランスだったかと思います。そしてその中からイギリスのロンドン公演の映像が収録されたものがこのWT2です。

 

さて、OPENINGから感想を書く前にひとつ、Perfumeとしてとても大きなポイントとなったであろう「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」のことを書いておこうと思います。これは2013年6月20日に行われた……と、詳しいことはナタリーとかで。

実はコレ、当時知っていました。特に目を向けていた時期ではありませんでしたが、アニメ・声優オタクをしていたわたしにもさすがに届いていました。Perfumeが凄いことやっちゃってるって。踊るPerfumeプロジェクションマッピングなんてヤバいことをしてるって。ほいで受賞までしてしかも銀賞だったって。その映像とニュースを見たとき物凄く興奮したのを覚えています。それと同時にPerfume=最先端という印象が頭の中に焼き付けられました。

 

ということを知っていた上でまずは、OPENING。

 

あらやだカンヌのヤツーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

 

羨ましすぎる!話題になったばかりのパフォーマンスをライブハウスのような規模で見られるなんて!!と、真っ先に羨ましがってしまいました。海外公演にはどこかジェラシーを感じる部分が自分の中にあるようです。

 

でも、この冒頭にあるPerfumeの掟のような3人の声で紡がれる、

 

「私たちはPerfume ここに来た 日本は遥か東 出会うために 世界と 私たちと みんな ここに立つ 日本とつながって 伝えるために 世界に」

 

というメッセージ。物凄く胸にクるものがあって、思わず涙してしまいました。

 

こんな日本ありきの、日本人のファンにしかわからない、日本人ファンのためのメッセージが胸にこない訳がありません。Perfumeはもっと世界に向けて進んでいって良い存在だと思いますから、日本のことなぞ忘れて、英語でアピールしに行ってよいはずなのにいつまでも日本人ファンのことを考えてくれているのです。愛しすぎます。

 

インディーズからメジャーへ、売れていってしまう、変わっていってしまう寂しさ。日本から世界へいってしまう寂しさはどこか似ていて、それはきっと色々なことを分かっていても少しだけ感じてしまうものできっと誰にでもあるのかな、と思います。

 

そしてそれをPerfume側も分かっているかのように伝えてくれるメッセージ。コンセプトを読むと実際にそういう意図で構成されたもののようですが…何も知らなくても3人のこの声と、短い言葉だけでも充分つながれるものがあります。ファンはテキストという形でPerfumeと一緒にライブ空間に立つ。それすらもアートとして成立させるチームPerfumePerfumeは紛れも無く日本を代表する日本一の、世界に誇れる最高のアイドル・アーティストだと思います。

 

そしてスペンディングの歌が始まると、ロンドンファンの興奮と熱が声に表れていて、まさかの大合唱。ボリュームの大きさと揃った声が凄すぎて思わず笑ってしまいました。すっげえ、やべえって。もうこのライブは、ツアーは大成功だって再生開始4分で確信しました。やったぜ!って、思わず拳を握ってしまうほど。ロンドンファンの熱に度肝抜かれました。

 

続く「Magic of Love」でも沸く歓声に驚き。寧ろこの曲知っているの?という驚きもあります。もうパフォーマンスよりもまずロンドンファンの絶叫が気になって仕方ありません(笑) あ~ちゃんが振り撒く愛想にいちいち興奮していて、わたしもそういうのに興奮する性質なので代わりに興奮してくれて助かる~!という感じです。

 

それからバックスクリーンのVJもプロジェクターで投影していることにも目が行きました。映像で観ていると、照明演出もある状態では光量が足りていないようにも観えて。実際はどれくらい見えていたんでしょうか。PerfumeにVJは絶対必要とは思いませんけれどあった方がよりカッコイイと思うので、LEDの良さに改めて気がつく点ではありました。

 

それはいいのです。そんなことより、カンヌのパフォーマンスよりロンドンファンの熱よりも何よりも、かしゆかが!!!ゆかちゃんが!!!ゆかちゃんの髪型が!!!!ハーフアップ!!!!!! 

 

どうして!?!?いったい何が!?あ~ちゃんのPEPSI NEXのCMで魅せたポニーテールの衝撃に次ぐ衝撃。驚きの美しさ。可愛すぎてたまりません。かしゆかだけ輝いて見えてしまいます。ハーフアップは反則です。またやって欲しいです。

 

続いて「レーザービーム」の歓声も凄い。レザビ好きですけど、ヨーロッパ公演に組み込んできたのにはちょっと不思議な気分がしましたがどういう意図があったのでしょうか。やはりレーザービームの演出でアッといわしたるぞという感じなのでしょうか。

 

更に続いてまさかの「ポリリズム」。ここで!?!?!もう!?!?!と正直思いました。セットリストの組み方が変わってきてる、と物凄く感じました。WT1の焼き増しじゃない、LTWをなぞるだけじゃない、海外の、ヨーロッパツアーのための挑戦的なセットリストだと思いました。ここの歓声も物凄くて、もう終わってしまうんじゃないか位の熱量。

 

プロジェクションマッピングも魅せた、英語詞のスペンディングもやった、シンプルな照明演出のMoLもやった、レーザーぶりぶりのレザビもやった、認知度が最も高い代表曲のポリリズムもやった、ファンの歓声は最高潮、間奏部分の手拍子も揃って会場が全て一体となった、メンバーも最高の笑顔、のっちの鼻をすんすんする仕草(涙のせいか若しくはただ鼻がかゆかった可能性)、あ~ちゃんの涙をぬぐう姿、ゆかちゃんの満面の笑み、もう全て最高。既にクライマックス。仮面ライダー電王的に言えば最初からクライマックス。

 

曲が終わると、割れんばかりの歓声。拍手喝采。満場総立ち。スタンディングオベーション「それでは!Perfumeでした!ありがとうございました!」を言わんとする終演感。もうそれくらい仕上がったOPENINGからの4曲。再生時間にして19分49秒。もう終わりでいいくらいのやりきった感。

 

ゆかちゃん「みなさん!」

ゆかちゃん・あ~ちゃん「こんばんはー!!」

のっち「こんにちはー!……こんばんはー!」

 

揃わないのうーーーーー!!!!!

 

このグダグダが、あ、まだ序盤だ、と思わせるようで、気持ちが引き戻されるようでした。のっちさんはきっとライブビューイングでご覧の日本の皆さんこんにちは、ということだったのでしょう。

 

そしてお待ちかねのMCではタオルを抱えたのっちさんから。まずは自らの状態を“Sweat girl”と伝え笑いを掴みます。汗少女、好き。続いてゆかちゃんが出てきてロンドンファンに対してのっちと““Brilliant””とポーズをキメながら必要以上にハモりながら伝える2人。最高です。

 

それからWT1とは明らかに英語が良くなっていて、驚きました。良くなってるとか言えた立場じゃありませんが観客に伝わっていることがこちらにも伝わってきます。そして途中からあのファンサービスとも言える、観客に翻訳お願いするシーン。今回はスペインから来たダニエルさん。このダニエルの緊張する様はちょっと語り草なっている気がしますが、これは緊張しますから!

 

わたしもちょっと大きめな声優イベントに参加した際に、名乗って質問に答えるだけでしたがマイクを持つ手はブルブル震えましたしどれくらいの声量でしゃべればいいのかもわからなくて頭が真っ白になったことがあります。カラオケとは訳が違うんですよ。だからダニエルは興奮と勢いで請け負っちゃったと思うのですが、めっちゃ頑張ったな…と同情しました。

 

結局はほとんどあ~ちゃん語で観客がまとまっていて、これはあ~ちゃんも凄いし日本語の理解力が高いロンドンファンも凄い。アジアファンに負けないくらいまとまってるなぁと思いました。

 

そしてLTWに収録されているにも関わらずWT1では披露されなかった「SEVENTH HEAVEN」!!!あのイントロに興奮する声はパラパラっとしていて、でも、わかる人には絶大な興奮を与えているような印象。わたしも思わずぎええええええ!!!!!と声をあげてしまいました。

 

でも最も興奮して、最も幸福を感じて、最もニヤニヤしてしまったのは、ラストサビ前の3人が三角形になって向き合って踊る部分。ステップする姿が凄く楽しそうなのに加えて、あ~ちゃんが煽り声をマイクに乗せず2人にだけ向けて放っているのです。たぶん。その光景があまりにも楽しそうで、幸せそうで、のっちさんの楽しくなっちゃってる笑顔など見てこちらまで笑顔になります。本当にこの空間と時間を楽しんでいるんだな、というのがありありとしていて、わたしはそれを感じるのがたまらなく好きで、心から幸せになるのです。本当に天国に思えてしまう「SEVENTH HEAVEN」の魅力が余す事無く表れているようでした。

 

あと着替え曲の「Handy Man(Instrumental)」で流れていた映像は万華鏡みたいなもので、言うなればカオスなんですが、在りし日のFLASH黄金期に見た電波系の映像に似ていてちょっと懐かしい気分になりました。それはいいのですけど1カット1カット全部普通に見せてくださいよ!

 

インスト明けは「だいじょばない」。衣装が可愛い!始めの衣装と形を似せてオーガンジーの部分がなんともクール!よく揺れるからダンスに映える。照明が当たるとヌラヌラ光ってちょっと色っぽい印象もあるのがたまりません。のっちさんの肩のところがMoLみたいにツノツノしてるのも可愛くて、色使いもユニセックスな感じでカッコイイです。

 

そのカッコイイ衣装でめっちゃHip-Hopな激しいダンスをヒールでギラギラ踊る3人がまたカッコイイ。「だいじょばない」大好きです。曲も大好きでしたけど、ダンスがめっちゃカッコよくてまた大好きになっちゃう。歌割り的にゆかちゃんが主軸となっているような感じからフォーメーションもゆかちゃんがセンターで、のっちとあ~ちゃんが揃ってゴリッゴリに踊ってるのが見てるだけでめちゃくちゃ気持ちよくて、頭がだいじょばない。「だいじょばない」のダンスも大好きになりました。曲ももっと好きになりました。MIKIKO先生は神。

 

そんな余韻に浸っていると、ええええええええ!!!

 

エレワぁぁあああ!?!?!?

 

シティはどうしたんですかシティは!と、いつまで経ってもシティとエレワにいちいち反応する自分ってバカらしくないかと思うのですが、なんでか反応してしまうのでもう諦めています。こうしてライブの中盤のいいところに組み込まれているあたり、Perfumeもそれを狙っているのでしょう…!?イタイケナファン心をくすぐっているのでしょう…!?その証拠に現地のファンもエレワで頭を振ってオカシクなっているのでヨーロッパでもエレワの一体感が得られる事が証明されたので、今後も是非エレワでワァ~!っと言わせて欲しいと思います。

 

あと「P.T.A.」のコーナーで地味に思うのは3人の対応力というか、4つ打ちでテンポが速くなってもズレないというか、ほんとに音楽の世界にいる人たちなんだと実感するのが「P.T.A.」のコーナーでよいのでしょうか(笑)

 

その「P.T.A.」のコーナーからの「FAKE IT」は思わず立ち上がりたくなるくらい気持ちよくて良いですね…いつか体験してみたいです。「Dream Fighter」のさーきまで!も一体感抜群で、メッセージ性の強い曲でありながら盛り上がれる「Dream Fighter」もシティ、エレワ、チョコ、ポリに並ぶ何気にずっとセットリストに居る強い曲だなぁと今更感じました。

 

次はチョコ。「P.T.A.」のコーナーを挟みつつもあの激しい「だいじょばない」からエレワ、フェイキ、「Dream Fighter」、チョコと、見るからに怒涛のセットリストでもうのっちさんの汗が凄い。そののっちさんと対照的にあ~ちゃんとゆかちゃんはまるで汗がない。なんで。なんでや。ヨーロッパの気候が2人をそうさせるの。のっちさんは、のっちさんは隣にいるのに。言うて、汗でキラキラしてる方が好きなのでわたしはのっちさんに釘付けになってしまうのですけど。でも、それにしても汗を拭きに行きたいくらい“Sweat NOCCHi”。

 

ラストの「MY COLOR」、あのイギリス紳士も淑女も、3人の動きに習って好きにMY COLORを掲げていて、最初はちらほら居たスマホで撮っていた人も誰もが撮るのを止めてあ~ちゃんの言うことを聞いて一緒に振りをしているようでした。メンバーも手のひらを観客に向けて必死にひとりひとりと繋がろうとしていて、のっちさんも夢中になってフォーメーションを忘れあわてて位置につくところなんて、なんて、なんて愛しいのでしょう。本当に本当に素敵なラストソング。

 

最後に驚いたのがアンコール。アンコール候補曲を3つリストアップしてその内の1つだけを会場のみんなに選んでもらってパフォーマンスするというもの。これはどう考えても凄すぎます。だって、選ばれなかった2曲の振りも振り起ししておかないといけない訳ですから、その場合2曲のための労力はどこからも支払われない(素人考えですが)のにそれを用意してくるチームPerfumeのファンサービスたるや。

 

ここまでくると恐ろしいくらいですけど、言うなればアドリブのようなもので、やって!と言われてパッとできる人達だからこそのシステムだなと思いました。そこにはPerfumeが好きというシンプルな原動力があるのを感じて、兎に角シビれました。

 

でも、選ばれた「GLITTER」のイントロがかかってもポジショニングが甘くてちょっとわちゃわちゃモダモダなっていて、パフォーマンスを終えるとそのことを少し再現しながらきゃいきゃいしだす3人がもう面白くて可愛くて、ものすっごい人達なのにどこまでもいつまでも可愛い人達だなぁってもうまた深みに嵌ってしまいました。メロメロです。

 

WT2はやはりWT1の後に観るべきです。気をつけてください。

 

そういえば着替え後ののっちさんの衣装の右肩の黒いラインが、よほど急いでたのか腕をくぐっちゃっていたのが少々気がかりでした。のっちさんわきっちょくすぐったくなかったのでしょうか。

 

次こそは『DOME LEVEL3』です。