またも2007年頃の雑誌を漁っていたのですが、そこで気になったのがROCKIN'ON JAPAN 2007年10月号でのこんなやり取り
のっち「あれは、Perfumeの方向性が変わったところで。衣装とか、インディーズの頃は、レトロテクノみたいなちょっとかわいい系な感じでやってたんですけど、『リニア~』からは、近未来みたいなちょっとかっこいい感じになって。“アキハバラブ”は、その狭間で揺れ動いてた時期なんです。これからどうしよう、みたいな。だから、びっくりしました、それを知っているのを」
小出「だって、サビのメロちょっと泣けるよ」
小出「……この後このテープ焼いてもらっていいですか?」
全員「(笑)」
●どうですか、他のグループと比べてPerfumeの押しどころというか。
のっち「いつも言ってるのが、アイドルの子たちとライヴやってもなんか浮いてるし、ロックの方たちとやっても当たり前のように浮いてて。オールアウェイなんです」
小出「オールアウェイ!(笑)。いい言葉だ」
のっち「だから、どこにでも出れるっていうか。どこへでも行ける」
(ROCKIN'ON JAPAN 2007年10月号 この人に訊く!第17回特別編!! 小出祐介(Base Ball Bear)×Perfume(テクノポップユニット)の巻 より引用)
のっちさんの言葉には多くは語らず、でもパンチのあるズキュゥゥウウンとくる言葉が多い気がします。とても頭の良い方だなぁと知れば知るほど思います。
小出さんがもっとロック畑を荒らしてくれたほうが嬉しいくらいともお話ししていましたが、もう正にこれまで色んなところのフェスを散々に荒らして更にはトリまでお務めになられたのですから、ほんとに、ほんとに凄い方々だと感じます。
それからもうひとつ。
のっち また昔のことを掘り下げて、……打ち水大作戦2005ですね(笑)。
――あの頃、ボクらはすごい危機感があったんですよ。「このままで大丈夫なのか、Perfume?」っていう。
あーちゃん あれは、誰もが危機感で。
(sabra 2007年12月号 より引用)
これはアキハバラブのことを言っているのだと思うのですが、そんなに危機感だったのですか。ラジオではそんなこと、おくびにも出していませんでしたし、解散の危機があったとは聞いた事がありましたがそんな狭間にいたんですか、と、頭の中が混乱しています。
アキバ系のわたしとしてはアキハバラブは知っておく必要がありそうです。