『COSMIC EXPLORER』はフラゲしてから眠りに落ちてしまうまでずっと、四六時中聴いています。
Perfumeを心から楽しむようになってから初めて迎えたオリジナルアルバム発売。ファンクラブ限定の生放送はガッツリ見て、ブログと曲解説を読んで、公開されたWebインタビューと雑誌のインタビューも全て読んで、ラジオもしっかり聴いて、たくさんドキドキして、たくさんワクワクして、可能な限りの迎える準備をして待ちました。待っている時間がここまで楽しいとは思いませんでした。
さて感想を自分の言葉で書き殴るまでライナーノーツは見ないことにしているので、ライブ未経験のSTAR TRAIN新参として、新参なりの知識と感覚でアルバム『COSMIC EXPLORER』について少し書きたいと思います。
まずお三方からこれでもかと煽られた荘厳さ、スケールの大きさ、新しさ、覚悟、前例の無い道、これからの道標等、これらのキーワードと共にアルバムのコンセプトを事前に刷り込まれていた訳ですがM1を聴いて第一に驚いたのが、
そこにいたのうーーーーーーーー!!!??!?!??!??
でした。Webから見たみんなでつくるライナーノーツのBGMが「Navigate」のループだとは、新参は全く予想できませんでした。きっとPerfume WorldのBGMみたいな位置づけなんだろうなぁ、とか、この音いいな、ずっと聴いててもいいなぁなどとのんびりに浸っていました。まさかこの時点から既に脳へ焼きこまれていたとは思いもせず。
言うなれば『COSMIC EXPLORER』が頭の中にインストールされていたような感覚です。うまいこと言っちゃったかなこれ。いやでも冗談抜きで今回のアルバムの音を聴き入れる準備を知らぬ間にさせられていたというのは間違いなくあると思います。
そんな驚きも束の間、ブツっと切られた「Navigate」に気をとられていると「Cosmic Explorer」の重いバスドラムのような音が絶大なインパクトで耳に飛び込んできて、その瞬間、新しいの来たっ、マジだったんだ、壮大なサウンド、3人が言ってたの、煽りとか上げすぎとかそんなんじゃなくて、マジで揺らぎないカッコよさだから、あんなに言ってたんだ、のっちさんが爆音で、街中でも聴いてたって、大好きだって言ってたのは、本当だったんだ。というのを1秒の間に感じて身体中をめぐっていきました。
音から感じる映像なんて頭の中で描く暇もなく。音のカッコよさと3人の声の気持ちよさに自然と笑みがこぼれてカッコよすぎるでしょ、、、なんて何故か涙まで滲んできました。
かしゆか、あ~ちゃん、のっちさん、中田ヤスタカ御大の作り出す新しい空間がカッコよすぎる。そのことに涙が出るなんて意味がわからないでしょ。自分でも感情がわからなくなって、どうやってこの曲から感じた気持ちを組み立てればいいのかさっぱりで、その混乱の結果アウトプットされたのが涙です。
今でもうまく言葉にできません。好きという言葉を使わずにいかに衝撃的だったのかを伝えるとしたらわたしとしては「Cosmic Explorer」で泣いた、が一先ず相応しいと思います。
それから解説通り、極めて低いパートを担当されたというのっちさんの(Cosmic Explorer)の声があまりにも心地よくてカッコよくて骨の髄までシビれて、最高に気持ちいい気分になりました。低すぎない高すぎないのっちさんの声から出される女性寄りの中性的な低音ボイスはのっちさんの声が好きな人間にとってたまりません。奇跡のようなバランスをもった美しさにまみれた最高の声です。何度聴いても飽きない。そう感じました。
ライブで最も楽しみな曲です。
つづく。
続・STAR TRAIN新参、『COSMIC EXPLORER』M3、M4の感想を書くも「Next Stage with YOU」で涙してしまう謎に直面する