きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。

アニメちはやふるを観てから臨んだ映画「ちはやふる」から感じた愛

f:id:ocha00:20160322211704j:image

映画「ちはやふる」、公開初日の夜に観に行きました。周りはカップルのみでしたしんだ。

 

公式がどういう狙いなのかわかりかねますがうっかり一挙放送で記憶を呼び覚ました状態で観てしまったため、ちはやの旨みを知ってる人間の感想になってしまうのだけれどズバリ、

 

ちはや愛が熱い!!!!!!!!!!!!

 

が率直な感想です。

 

え!ソコも入れますか!ああソレも!?ええアレここで入れるんですか!わあ!わあ!?と、名シーンがテトリスのように表現されていて監督……つ、詰めたなぁ…よくも詰めたなぁ…と、ただただ愛を感じる良い作品でした。あとすずちゃん可愛い。

 

名シーン、名セリフが多いことも知っていますし、もし自分が表現するとしてもアレとアレとアレとアレとーーんーーーーぜんぶ!!!などと結果的にまとめられず支離滅裂な名場面集だけになってしまいそうなところ、さすが監督・脚本なだけあってかなり綺麗に繋げていました。画の魅せ方も素敵。

 

キャラクターも全員光っていて、特に机くんと新がアニメ好きとしても唸るほどの完成度の高さがあり、新はビジュアル以外で言えば福井弁のイントネーションとその柔らかさを纏った雰囲気の良さは極上。机くんはビジュアルは仕方ないにせよ、机くんの声優代永翼さん寄りの声で演出してきた辺りは声優好きとしても熱くなる要素でした。マジで凄い。

 

机くんに関してはのっちさんの漫画では描かれていなかった机くんのメガネの奥の表情が見られて云々というガチな感想が役者さんを評価する上で最も適切な感想だと思うと同時に、強いガチ具合に恐れ戦き自らをオタクと呼称する自分が浅はかで恥ずかしくなりました。のっちさんカッコいい…!

 

試合シーンも実に素晴らしく、これを観に来たんだと報われる想いでした。アニメが劣る点はおそらく試合シーンかと思います。競技かるたのスピード感だけは現実に勝れるものは無いでしょう。クイーン戦の動画を見れば納得せざるを得ない。これを体得して生身の身体で勝負する役者陣にはちはやへの愛を感じます。緊張感と気持ちに引っ張られて思わず自分の身体もピクッと動いてしまった時は自分でもビックリした。

 

そしてエンドロールでのFLASH、鳥肌でした。ピッタリです、ちはやふるに。そう感じた上で、映画ちはやのシーンを編集し組み合わせたFLASHのPVを観ると、神だ、と思うわけです。と言うのも監督がこのPVにも関わっているそうなので、アレもコレも映画ちはやふるというのはちはやが好きな人たちの愛で成り立つあたたかい作品だと改めて感じます。

 

下の句も楽しみ。