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きおくのきろくか

STAR TRAIN新参がPerfumeに悶えるブログ。時々、声優。

初めはイマイチだったが大好きになってしまった『FLASH』についてちょっと語りたい

3月18、19日はアニメちはやふる1期の一挙ニコ生を観ていました。わたしはアニメからちはやに入ったのでやはりアニメが最高だ、と思うわけです。OPを聴けばキタコレ!ちはやと言えば99RadioServiceだな…!なんて思ったりもします。

 

そんなものでアニメちはやに思い入れがあり過ぎて初聴きのPerfumeさんの『FLASH』がガッと来なかったんです。でもそれは1度だけ、ほんの1度だけ、正直に包み隠さずに1度だけわたしの中に入っていかなかったんです。こういう感想を持つ人間が居てしまうほどアニメちはやの世界観というのは強かった。

 

ですが、2度3度と繰り返し聴いてみますとあっという間に中田ヤスタカ御大のちはやに引きずり込まれてしまいました。イヤよイヤよも好きのうち。初め受け容れられなかった分、好きの反動がとても大きくて狂ったようにヘビロテしてはFLASHの良さを味わっています。

 

原作とアニメのちはやが好きで最初は斜めから聴いていたPerfume好きのわたしが今『FLASH』に対して抱く感想…それは、ちはやふると言えばPerfumeだ。です。

 

99RadioServiceの「YOUTHFUL」、「STAR」はちはやふるの始まりから青春中とこれからを、優しくてあたたかい音で表現しているキャラクターの永い時間に寄り添った曲。Perfumeの「FLASH」は試合中の短いようで長い、一瞬のようで一生のような緊張感やスピード感、熱さを感じる、キャラクターの魂が燃え上がる瞬間を切り取った曲。

 

テクノサウンドは試合への熱さを盛り立てる、生き物の遺伝子に直接聴かせるようなエレクトロポップでありながら、かしゆかの歌声で繊細さと雅さを猛烈に印象付け、ちはやの世界観をあ~ちゃん曰くの“THE”で完成させていると思います。そして最もわたしが惹かれて止まないのは歌詞です。これは原作を読み込んだ人間にしか書けないと思うほど素敵な歌詞。

 

以前のエントリーでも書いた「恋ともぜんぜん 違うエモーション」。この歌詞が大好きで大好きでたまらない。死ぬほど好きと言っても過言ではないくらい大好きです。

 

のっちさんもインタビューで楽曲についてこうお話していました。

静かに燃やす情熱とその解放、をイメージして、演者の皆様の表情や所作、作中の「千早振る」の解釈を頭に浮かべながら一生懸命歌いました。とっても楽しいレコーディングでした!歌詞も最高です。 映画と共に愛して頂けたら嬉しいです。はあ~千早ちゃん達にも聞いてもらいたいな~^ ^」 Perfume のっち

(映画「ちはやふる」公式webサイトより引用 http://chihayafuru-movie.com/song/index.html) 

一生懸命歌ったという生の込め方がなんとも愛おしいです。 それだけでFLASHを愛せるくらい。この時点のインタビューで千早ちゃん達にも聴いて欲しいというコメントをされていたのっちさんは、先行配信時の公式Twitterでも聴かせたがりなメッセージを届けてくれていました。

どうしてもキャラクターに聴いて欲しいのっちさん。なんてお可愛らしいんでしょう。でもこれは原作がとても好きな“Perfumeの”のっちさんだからこそ出力される素敵な言葉と感性だとわたしは思います。

 

それからもう一つ、3月19日に公開された新アルバムのライナーノーツにも注目すべき点が。

「まさにちはやふるの歌。“恋ともぜんぜん 違うエモーション”ってところが大好きです」とのっちが言えば、かしゆかも「静かな和のテイストから始まって、徐々に熱を帯び、サビで試合が始まる。曲が物語とリンクしていてうれしい」と分析。

(Perfume NEW ALBUM「COSMIC EXPLORER」ライナーノーツより引用 http://sp.universal-music.co.jp/perfume/ce/)

さすがのっちさん分かってる…。って、多分おそらく原作を読んだ方はどなたもこの歌詞がお気に入りになるんじゃないでしょうか。それほど原作好きが惹かれる歌詞です。作中にはっきりと文字で表されている訳ではなく感じ取れるという曖昧な要素ではあるものの、だからこそ言葉にするならそれだ、と心臓を射抜かれるほどちはやふるを言い当てた本当に素晴らしい歌詞だと思います。

 

それにしてものっちさんの一連のちはやに関する発言はほんとに漫画もアニメも好きな人なんだと感じるものが多く、CUT 2016年4月号とnon-no 2016年5月号、P.T.A.のブログを読んでもそれが伝わってきました。

 

そんな訳でわたしは、エレクトロなのに雅に、ポップなのに熱い、この絶妙なバランスが取れたFLASHが大好きになってしまいました。わたしはきっと今後、ちはやふると言えばPerfumeだと思い出す度に胸を震わせるでしょう。

 

他の歌詞も好きなところが色々ありますが、また原作を読み返してから聴いてみて…と聴き方を色々試してみてどんな表情に変わるかもう少し楽しんでみようと思います。

 

好きな原作と好きなアーティストのコラボというのはこんなにも楽しいんですねぇ。